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PROFILE

林晃大

関西
(山口県リザーバー、長野県野尻湖)

野尻湖、桧原湖でのプロガイドであり、「シャッドキャロ」「サイコロラバーのRDS」の生みの親でもある。2022年より琵琶湖ガイド・トーナメントにも精力的に取り組み、2023年には琵琶湖の主力トーナメント「Muta Bass Fishing Tournament」、「BIWAKO OPEN」のA.O.Yの2冠を獲得し、琵琶湖の一大ムーブメントを巻き起こした。H-1グランプリでも優勝経験があり、あらゆるフィッシングスタイルに柔軟に対応する。

ハイカットを使用したシャッドキャロのセッティング・使い方をプロスタッフ林晃大が解説!!

皆さんこんにちは。野尻湖ガイド林晃大です。

野尻湖の季節は秋へと突入して魚のストライクゾーンが狭くなり的確に攻めないと釣りにくい状況になってきました。
その中でも安定して釣れるのはライトリグですが数もサイズも狙える釣りが私の得意とするシャッドキャロになります。



この釣りは活性の高い時はもちろんプレッシャーなどで食いが渋い時にも有効な釣り方になります。

ただ使い方やタックルセッティングが決まっていないとパワーダウンしていまいますので、今現状で僕が1番ベストだと思うセッティングを紹介いたします。

まずはロッドですがレジットデザインのワイルドサイド64MLになります。
これは私がシャッドキャロをやる為に開発したロッドで、張りのあるレギュラーテーパーでなるべくジャークし易く、ジャークした後のブレを少なくして手首の負担を抑えられるよう設計しました。

長すぎると疲れるので6フィート4インチというレングスも非常に重要です。

ラインシステムはメインラインがPE0.4号。
そこからFGノットでフロロリーダー8lbを1ヒロほど取りウィップシンカーがきます。
ウィップシンカーから下もフロロリーダー8lbを60cmほど取り、ルアーはハイカットになります。



ウィップシンカーの前部分は岩に当たるのでフロロラインでないと切れてしまいます。
あとはPEラインを直接ウィップシンカーに結んでしまうとノットが滑って抜けてしまいますので要注意です。

ルアーはハイカットのSPとF。
ノーマルのハイカットは固定重心なのでダートのキレがよくバランスを崩した後の立ち直りが早いのでこの釣りに向いています。
純正フックをそのまま使うならSPモデルを、交換して使うならFが浮力のバランスが丁度よくなるのでおすすめです。

使い方はドラッギングで2ジャーク1ストップで流していきますがジャークの強さもリズムも一定でやり続けるのがコツです。
流すコースはなるべく一定の水深を流していきます。
秋は深めの水深8〜10mにバスとワカサギがリンクして魚探に映るのでそういった場所で試してみてください。
この水深の場合ウィップシンカーは7g一択になります。
ウィップシンカーのパッケージの裏にも水深別でウエイトの使い分けを記載しておりますのでぜひ参考にしてください。

ドラッギングする時のラインの長さですが長すぎるとボトムに当たりすぎてラインが痛んで切れてしまいますが短すぎるとルアーがボトムにタッチせずにバイトチャンスを作れなくなってしまうので手元の感触を確かめながら適度にボトムタッチするラインの長さを見つけてください。
ルアーが底を叩いていればジャークした際に重たい感触があります。そしてその重さがずっしりした感触に変わった時が魚のバイトです。

この瞬間が病み付きになるのがシャッドキャロの釣りなのでぜひ試してみてください。

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