林晃大 | レポート&プロフィール

PROFILE

林晃大

関西
(山口県リザーバー、長野県野尻湖)

野尻湖、桧原湖でのプロガイドであり、「シャッドキャロ」「サイコロラバーのRDS」の生みの親でもある。2022年より琵琶湖ガイド・トーナメントにも精力的に取り組み、2023年には琵琶湖の主力トーナメント「Muta Bass Fishing Tournament」、「BIWAKO OPEN」のA.O.Yの2冠を獲得し、琵琶湖の一大ムーブメントを巻き起こした。H-1グランプリでも優勝経験があり、あらゆるフィッシングスタイルに柔軟に対応する。

ハイカットを使用したシャッドキャロのセッティング・使い方をプロスタッフ林晃大が解説!!

皆さんこんにちは。野尻湖ガイド林晃大です。

野尻湖の季節は秋へと突入して魚のストライクゾーンが狭くなり的確に攻めないと釣りにくい状況になってきました。
その中でも安定して釣れるのはライトリグですが数もサイズも狙える釣りが私の得意とするシャッドキャロになります。



この釣りは活性の高い時はもちろんプレッシャーなどで食いが渋い時にも有効な釣り方になります。

ただ使い方やタックルセッティングが決まっていないとパワーダウンしていまいますので、今現状で僕が1番ベストだと思うセッティングを紹介いたします。

まずはロッドですがレジットデザインのワイルドサイド64MLになります。
これは私がシャッドキャロをやる為に開発したロッドで、張りのあるレギュラーテーパーでなるべくジャークし易く、ジャークした後のブレを少なくして手首の負担を抑えられるよう設計しました。

長すぎると疲れるので6フィート4インチというレングスも非常に重要です。

ラインシステムはメインラインがPE0.4号。
そこからFGノットでフロロリーダー8lbを1ヒロほど取りウィップシンカーがきます。
ウィップシンカーから下もフロロリーダー8lbを60cmほど取り、ルアーはハイカットになります。



ウィップシンカーの前部分は岩に当たるのでフロロラインでないと切れてしまいます。
あとはPEラインを直接ウィップシンカーに結んでしまうとノットが滑って抜けてしまいますので要注意です。

ルアーはハイカットのSPとF。
ノーマルのハイカットは固定重心なのでダートのキレがよくバランスを崩した後の立ち直りが早いのでこの釣りに向いています。
純正フックをそのまま使うならSPモデルを、交換して使うならFが浮力のバランスが丁度よくなるのでおすすめです。

使い方はドラッギングで2ジャーク1ストップで流していきますがジャークの強さもリズムも一定でやり続けるのがコツです。
流すコースはなるべく一定の水深を流していきます。
秋は深めの水深8〜10mにバスとワカサギがリンクして魚探に映るのでそういった場所で試してみてください。
この水深の場合ウィップシンカーは7g一択になります。
ウィップシンカーのパッケージの裏にも水深別でウエイトの使い分けを記載しておりますのでぜひ参考にしてください。

ドラッギングする時のラインの長さですが長すぎるとボトムに当たりすぎてラインが痛んで切れてしまいますが短すぎるとルアーがボトムにタッチせずにバイトチャンスを作れなくなってしまうので手元の感触を確かめながら適度にボトムタッチするラインの長さを見つけてください。
ルアーが底を叩いていればジャークした際に重たい感触があります。そしてその重さがずっしりした感触に変わった時が魚のバイトです。

この瞬間が病み付きになるのがシャッドキャロの釣りなのでぜひ試してみてください。

春の濁りをブリッツEX-DRで攻略!!

みなさん、こんにちは。長野県野尻湖ガイドの林晃大です。

野尻湖が禁漁期間の間は山口県のリザーバーで釣りをしているのですが、今回ブリッツEX-DRでいい釣りができたので紹介したいと思います。

3月8日、春の暖かい雨が降った後のリザーバーでの釣行でした。

雨の影響で水温は2℃ほど上がって9℃台。水質は濁りが入っていました。ただ、本湖の濁りはそこまででもなく、3ヵ所あるバックウォーターから入ってくる水が白っぽい濁りでした。

この濁りの中ではワームよりもルアーのほうが音や波動で気づかせやすいのと、魚のレンジがシャローでサスペンドしている状態だったので、ハードルアーが効率がいいと考えました。

水温がまだ一桁というのは不安要素ですが上昇傾向での9℃でしたので、魚側からすると動きやすい状況だと思いました。

そして…早い段階でフィールドから答えが返ってきてくれました。



ラージでもスモールでもそうですが、いい場所で、その日、そのとき、合っていることをやるとすぐに反応が返ってきます。

水深1~3mがバイトしてくるレンジだったので丁寧に、ゆっくりリトリーブしながら、リップがボトムを叩きすぎないようにリトリーブスピードを調整して巻きます。

5バイトありましたがすべてブリッツEX-DR(orKTブラック)でした。



普段はクリアウォーターなのでなかなか巻きでのパターンが通用しない湖ですが、こういった状況変化を利用して巻きがハマることを実感することができた1日でした。



普段行くフィールドで巻きでは釣れないと思っている方も、春の雨や濁りを上手く味方につけてぜひ巻いてみてください。

2017NBCチャプター長野・野尻湖 年間優勝獲得レポート

みなさんこんにちは野尻湖ガイド林晃大です。

野尻湖の禁漁まで1ヵ月を切りいよいよ釣り納めの季節になりました。今の野尻湖では前から紹介させていただいておりますハイカットのシャッドキャロで釣れています。

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ぜひ野尻湖の釣り納めにお越しください。

さて、前回のレポートの続きですが8月20日に行われたチャプター第4戦では、夏も終わりに近づき、食い渋るタイミングでの試合となりました。

得意のハイカットでのパターンを組むにあたって、ショートバイト対策として効果を発揮したのが、フロントフックを赤針に変えるチューニングでした。

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バイトマーカー的な意味を込めてフロントフックにバイトさせて、リアフックは後から掛かってくれればバラシは激減します。その甲斐あって掛けたバスをきっちりキャッチできて6位となり、最終戦を残して年間暫定1位となった一戦でした。

そして9月10日に行われた最終戦。

湖の状態も渋くなり、ノーフィッシュも多数出た試合となりました。この試合でも作戦の主軸はハイカット。

ずっとガイドで出ていたのですが反応はよく、自信がありました。しかし当日はバイトがなく時間だけが過ぎてしまい、気づけば11時…

そこからドライブクロー2インチのライトキャロへと代えてなんとかリカバリーして6位となり、年間優勝を果たすことができました。

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やはり変わりやすいスモールが相手なので、その日その時でベストなルアーをチョイスすることが大切だと改めて痛感した試合となりました。

困ったときのドライブクロー2インチ(エビミソブラック)。今シーズンの野尻湖で、ガイドを含めて最も釣ったルアーだと思います。

【タックルデータ】
ロッド:ワイルドサイド64UL
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:アブソルート3ポンド
ルアー:ドライブクロー2インチ(3.5gライトキャロ)

参考になれば幸いです。
それでは。

NBCチャプター長野・野尻湖での年間優勝レポート

みなさん、こんにちは。O.S.Pプロスタッフの林晃大です。

今回、NBCチャプター長野・野尻湖で年間優勝することができましたので、今年の試合を振り返ってみたいと思います。

まずは5月7日に開催された第1戦。プリスポーンの気難しい魚をどう攻略するかがカギとなったこの大会でしたが、ボクが選択したルアーはHPシャッドテール2.5インチ(グリーンパンプキンペッパー)のジグヘッド(1.8g)によるミドストでした。

魚が差してくるであろうスポットをラン&ガンし、試合終盤にようやくハマって連発! 春の魚はタイミングが大事であることを痛感しました。

これで入れ替えにも成功し、3匹・3,104gで準優勝。

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HPシャッドテール2.5インチは素材が柔らかいのとテールのクセが少ないので、低水温でも動きのレスポンスが非常にいいところが気に入っています。

ミドストで使っていて、ボトムの岩にスタックしてからのハングオフでもいい動きをしてくれるので、リアクションバイトも狙えます。

今回は少しだけボリュームを下げたかったので頭を少しカットしました。実はこれ、シークレットだったりします。

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ぜひ来年の参考にしてみてください。

そして次はミッドスポーンとアフターが混在する中で行われた第2戦。

得意のハイカットの釣りをしたかったのですが、6月のハイシーズンということで大会選手と一般アングラーが多く、狙いのエリアに入ることができず…今シーズン、一番ハズしてしまった24位という成績で終わりました。

そして第3戦。

今度はハイカットの釣りがハマって3匹・3,030gで3位になりました。

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7月の大会でしたが使用したのはハイカット(ピンクレディー)のキャロシャッド。秋のイメージが強いキャロシャッドですが、実はこの時期から使用していました。

他にやっている人も少ないからか、非常によく釣れました。使い方に関しては前回、レポートさせていただいておりますのでぜひ参考にしてみてください。

後半戦についてはまた次回、レポートしたいと思います。

それでは。

ドライブシャッドのスルーダウンショットリグをご紹介!

みなさんこんにちは、O.S.Pプロスタッフの林晃大です。

今回のレポートではこの冬から春にかけて活躍したドライブシャッドの少し変わったセッティングを紹介してみたいと思います。

そのリグとはドライブシャッド3.5インチでのスルーダウンショットリグです。

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これはノガレスのスルーダウンショットリーダーSサイズに1.8g~3.5gのシンカーを合わせたリグです。

ダウンショットとの1番の違いは引っ掛かりにくさにあります。

水中でも引っ掛かりにくいですがバンクを打つ際にリーダーが陸上の植物やカバーに巻きつく事がないのでリズムよくキャストしていくことができますし濃いカバーやゴミ溜まりも打つことができるメリットがあります。

ドライブシャッドの強いアピール力とも相まって、いいスポットにルアーが入ればファーストフォールでバイトしてきます。

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カバーだけでなくオープンなエリアも得意で春の弥栄湖ではボトムから少し浮かせてスイミングさせると連発などもありました。

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オープンなエリアではなるべく自然に泳がせたいので軽めの1.8gと合わせて使用しました。

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リーダーの長さやシンカーの重さなど選択肢がたくさんありますのでフィールドによって色んなバリエーションで試してみてください!

サイズ問わずよく釣れますのでぜひ使ってみてくださいね!

厳寒期に活躍するドライブクローラーとオーバーライドのテクニックをご紹介!

皆さんこんにちは、林晃大です。

今回はこの冬特に活躍したドライブクローラーとオーバーライドをレポートしたいと思います。

まずはドライブクローラーの4.5と5.5です。

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ベイトフィネスのネコリグでNSSフックと合わせることでカバーやストラクチャーを臆せず攻めることが可能となりたくさんの魚を釣ることができました。

ワーム自体にウェイトがあるのでベイトフィネスでも扱いやすく強い水押しとナチュラルさを兼ね備えた絶妙なアクションを生んでくれます。

ドライブクローラーは昨年のNBCチャプターチャンピオンシップ東日本決勝大会のウイニングルアーでもあります。

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話題のみみずぅカラーもおすすめですが個人的には冬のリザーバーで異様に釣れるラメなしのブラックカラーもおすすめです。

これからの時期、白く濁ることの多いリザーバーでも非常に活躍するカラーですね。

そしてオーバーライド

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新たに3.5gと5.4gの軽いウェイトがラインナップに加わり浅いレンジでも使いやすくなりました。

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自分の軸となるウェイトは7gですが、「4mより浅いレンジを攻めたい」場合や「もっとゆっくりフォールさせたい」時に上記の軽いウェイトを使用しています。

特に切り立った地形の多いリザーバーでは重いウェイトを使うとすぐに足元までルアーがきてしまうので深いレンジでも軽いウェイトでゆっくり探る使い方もありですね。

これから先、三寒四温で暖かくなっていきますが、冷え込んだタイミングでは出番がありますのでぜひ使ってみてください。

チャプター長野・野尻湖第5戦での優勝レポート!!

みなさんこんにちは野尻湖ガイド、OSPプロスタッフの林晃大です。

9月11日に行われたNBCチャプター長野・野尻湖第5戦にて優勝することができましたので今回はレポートしたいと思います。



この時の長野県野尻湖はターンオーバーも始まりつつありなかなか釣れにくい日が続いていました。

そんな中で釣れ続けていたのがハイカットでのシャッドのキャロです。

ライトリグによる食わせで口を使わない魚にジャークによるリアクションが効果的だということを掴んでいました。

それとは真逆に表層でのボイルパターンもかなり有力でしたが大会当日はスタート順が悪くエリアに入れなかったのでボツ…

ということで僕の戦略はハイカットによるシャッドキャロのみ!

これを競技時間内いっぱいやりきりました!

15バイトくらい得られたものの釣り上げるまで至ったのは6~7匹とミスが多い展開でしたが入れ替えにも成功して3本3086gで優勝することができました。



使い方としてはPE0.4号に7ポンドリーダーをセット7gバレットシンカーにハイカット(鮒鱗)を使用しました。

これを2ジャーク1ストップの要領で9mのボトムにヒットさせてリアクションバイトを誘いました。

「使用タックル」
ルアー:ハイカットF(鮒鱗)
ロッド:エクスプライド2610ML
ライン:アバニ ティップラン0.4号
サングラス:CLTコルレア ドゥーブル



まだまだ有効なテクニックですので秋の野尻湖でぜひお試しください。

NBCチャプター長野、野尻湖4位入賞で使用した「ドライブスティック」のテクニックをご紹介します!

みなさんこんにちは野尻湖ガイド、OSPプロスタッフ林晃大です。

先日行われましたNBCチャプター長野、野尻湖にて4位入賞しましたので6月から今も釣れ続けている「ドライブスティック」の釣りも合わせてレポートしたいと思います。

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5月終わりからアフターが増えると共に釣れるのが僕が「デカい具パターン」と呼んでいるドライブスティックシリーズを使った釣りです。

主に使用するのはドライブスティック6インチ、4.5インチ、そして今年から戦力に加わったドライブスティックFATです。

これをノーシンカーやジグヘッドでずる引いて誘います。

スモールマウスに6インチなんて釣れるの?と思われますがこのアフターからアーリーサマーまでの間は大きいルアーを好んでバイトしてくる様に感じます。

時としてライトリグを上回る釣果を叩き出すこともしばしば。

そして何より面白い!

ベイトタックルで大きくアワセてゴリゴリのファイトはエキサイティングでガイド時も盛り上がります。

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そしてデカい具パターンが効くタイミングの6月23日に行なわれたトーナメント。

絶対の自信を持って挑んだ結果は勝てるウエイトを持っていたにも関わらず自分のケアミスで魚を弱らせてしまいリリース…

ウエイトをやや落としてしまい結果としては4位になりましたがこのパターンへの自信はさらに増した試合と成りました。

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試合ではECOドライブスティック4.5インチを使用しましたがガイド時はドライブスティックFATを使う事が多いです。

理由はノーシンカーで使った時に水の抵抗が大きいので引いてる感が分りやすい事!そしてよく飛ぶ!

ベイトタックルで逆風でもストレスなく飛んでくれます。

【タックルデータ】
ロッド:ベイト66M
ライン:フロロ10ポンド
ルアー:ドライブスティックFAT
フック:フッキングマスターヘビーワイド5/0
面白い釣りなのでぜひ試してみて下さいね!

野尻湖で確実に獲るためのO.S.Pルアーローテーションをご紹介!

皆さんこんにちは、野尻湖ガイドの林晃大です。

野尻湖の解禁日から1ヶ月が経とうとしていますが、ここまでの野尻湖での釣り方をレポートしたいと思います。

この1ヶ月間で湖の状況はめまぐるしく変わりましたがメインとして使用していたルアーは3種類。

まずは解禁日から現在まで安定して釣れ続けたHPシャッドテール2.5インチのジグヘッドリグ。

弱ったワカサギが寄せられるであろう風の当たるシャローフラット1~3mの中層ではなく、ボトムにコンタクトさせながら引いてくる釣り方が好調でした。

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ボトムが砂地であればノーガードのジグヘッドを、木や岩などの引っかかりが多い場面ではガード付きのジグヘッドと合わせるのをおすすめします。

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ガード付きのジグヘッドだとロールが抑えられで動きが弱くなる事が心配されますがHPシャッドテールならテールがしっかり動いてくれるので全く問題ありません。

次にアイウェーバーのフローティングとスーパースローシンキング。ここまでの期間の前半はスーパースローシンキング

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後半はフローティングが好調でした。

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いずれも魚がいそうだなと思うスポットの風上へキャストしてその上を通過するようにラインをコントロールしてやる事が大切です。

基本的には人間側から見やすいように白ベースのカラーをチョイスしますが、そうでない場合はインジケータなどの目立つマーカーをルアーに貼って見失わないようにしています。

そして最後はハイカット。野尻湖ではド定番のルアーですね。

狙っているレンジを長く通したいので岸と平行にボートを進めてドラッキングで狙います。

2ジャーク1ストップで引いていると突然ガツン!とバイトしてきます。

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これからの季節もまだ活躍するルアー、テクニックですので参考にしていただけたら幸いです。

長野県野尻湖ではレンタルボートほとり荘におりますので気軽に何でもお聞きください。

ぜひ野尻湖へ遊びに来て下さいね!

それでは!

HPシャッドテールで、厳寒期リザーバーにてグッドサイズ捕獲テクを紹介!!

みなさんこんにちは林晃大です。2016年もよろしくお願いいたします。

さて、ハイシーズンは長野県野尻湖の方でガイドをしている自分ですが、この時期は実家の山口県へ拠点を移して釣りをしています。

今回はそんな山口県のリザーバーで12月、そして1月に大活躍するHPシャッドテール3.1インチ、2.5インチについてレポートしたいと思います。

場所は山口県中規模リザーバーのワカサギレイク。12月初旬での水温は13℃~14℃くらい。

このタイミングで効果的だったのがベイトフィネスでのHPシャッドテール3.1のリアクションダウンショットでした。

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この時期の魚はバンクに広く散っており、ダダ流しでも釣れるものの、点で釣っていくには効率が悪く何かないかな?と思っていたときに閃いたのがこのリグでした。

切り立った地形の多いリザーバーでは横に大きく動かすと、魚のいるレンジをあっという間に通りすぎてしまいバイトチャンスを逃してしまいます。

このリアクションダウンショットはロッドを鋭く縦に1~2回跳ね上げ(50㎝くらい)張らず緩めずのフォールさせるという動作。

移動距離は少ないものの動作が早いので効率よく狙ったレンジだけ通して次のキャストに移れます。

ちなみに12月の始めでは1~6mと広い範囲がバイトしてくるレンジでしたので尚更効率のいいリグでした。

まだディープへは落ちきらない魚はアベレージで40後半といい魚ばかり

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3.1インチのボディーサイズもマッチして本当によく釣れました!

そして水温の下がる1月。徐々にこの釣りでも釣れにくくなってきます。強い水押し、ラインの存在を嫌がるタイミングですね。

この状況では、スピニングでライトラインを使い、ルアーのアピールを抑えるためにサイズダウンのHPシャッドテール2.5インチをセット。

ラインの存在感を消すためボトムずる引きで狙います。

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シャッドテールはシェイクせずともアクションしてくれますが、スローに引くと動かないシャッドテールワームは意外と多いんです。

しかしこのHPシャッドテールは動きのレスポンスが素晴らしく、 このてのルアーの最上級ではないでしょうか。

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カラーはラメ入りを嫌う傾向があり、水の色やボトムの色に合わせてウォーターメロンやグリーンパンプキンがおすすめです。

サイズによっての使い分けが必要ですので両方ともボックスに忍ばせておいて下さいね!

活躍するルアー、メソッドですので今シーズンぜひ試してみて下さい。

禁漁期間に入った野尻湖ですが、野尻攻略で毎年欠かせない釣り「ボイル撃ち」についてレポートします!

皆さんこんにちは、野尻湖の林晃大です。紅葉も終盤を迎え晩秋の雰囲気漂う野尻湖です。

そんな秋の野尻湖で常にデッキにあるタックルに前回のシャッドキャロともう一つボイル打ち用タックルがあります。

今回はそんなボイル打ちで使うベントミノーとアイウェーバーの使い方について紹介したいと思います。

この時期のボイルにおいて自信を持って投げれるのがアイウェーバーです。

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逆にハイシーズンのボイルにはあまり使わないのですがこのタイミングでは派手にアピールしすぎず、ナチュラルに漂うアイウェーバーへの反応がいい!ということが経験上多々あります。

自然相手なので理屈的に説明することは難しいのですが、これは経験から導き出した僕の答えなので自信があります。

この時期のガイドでお客様に用意していただいたアイウェーバーでの好釣果。

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ボイル打ちというと小型のトップウォータープラグというイメージが強くボイル打ちにアイウェーバーですか?と驚かれることも

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タックルはLクラスのスピニングにフロロ4ポンド。PEとの組合せよりこちらの方が飛行姿勢が安定して飛距離がでます。

基本的にボイル打ちにはアイウェーバーがあれば事足りるのですが湖の真ん中などでする沖ボイルにはベントミノー76、86を使うこともあります。

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沖でのボイルはスモールが何匹かの群れになりワカサギのボールに食いついています。

そんな時はベントミノーの不規則なダートアクションが効果的。

アイウェーバーが静でベントミノーは動のイメージ。真逆の誘い方なので魚の反応を見てローテーションします。

PE0.4号〜0.6号 にリーダーはフロロ4ポンドでフルキャスト、2回トゥイッチ1ポーズか連続トゥイッチでの使い方が多いです。

PEのメリットとして飛距離がでること、長距離でもしっかりアクションが付けれるのとフッキングが決まるなど、いいことばかりですのでPEとの組合せがオススメです。

ぜひ試してみて下さい。

間もなくブラックバスは禁漁になる野尻湖ですが、春の解禁からは今回紹介したアイウェーバーの得意な季節です。

活性が高ければベントミノーもありです!今から待ち遠しいですね!野尻湖ほとり荘にてお待ちしております。

それでは!

10/4(日)野尻湖にて行われましたNBCチャプター中部信越ブロックチャンピオンシップにて「ハイカット」で3匹2,192gで優勝することができました!!

みなさんこんにちは、野尻湖ほとり荘の林晃大です。

今回はトーナメントのレポートをお届けします。

10/4(日)に行われましたNBCチャプター中部信越ブロックチャンピオンシップにて3匹2,192gで優勝することができました。

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この大会の前週にはマスターズ戦が行われており、結果を見るとノーフィッシュ多数でかなり厳しい状況。

ただ、湖畔で生活している僕は誰よりも練習することができたのでマスターズの結果もわりと予想通り。

そして今回の大会がローウェイト戦になることは分かっていました。

後になって思えばこの「予想ウェイト」が合っていたことが良かったのだと思います。

話は戻りまして…そのなかで僕が選んだ戦略は

・9m〜11mフラットのベイトに付いている魚
・バンクで単発で釣れる魚

この魚を3.5gのライトキャロと7gシャッドキャロで狙うというもの。

当日メインに使用したのが、ハイカットを使ったシャッドキャロ

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フラットではベイトとバスを魚探で確認して魚のいるところを確実にトレースしてあげて、バンクではしっかりボトムをとり、沈んでいる木や岩に当ててリアクションバイトを誘うことを意識して使いました。

この時の野尻湖はターンオーバーも始まり魚はいるけど食い気のない状況。

そんな状況でも食わすことのできるルアーがハイカットでした。

プラクティスで釣れてくれたこの魚が自信になりました。

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よりリアクションを高めたかったので、カラーはHFワカサギ。水中でギラギラしてくれたと思います。

曇ればチャートを迷わずチョイスでした。そこら辺も含めて前回のレポートもぜひ参考にしてみて下さい。

ルアーがハイカットなのも重要ですがPEを使ったトータルでのタックルセッティングも大切ですよ!それでは!

林晃大 野尻湖ガイド&ブログ

好調が続いているシャッドキャロのススメ。

みなさんこんにちは、野尻湖の林晃大です。

放射冷却の朝は気温一桁台の野尻湖ではターンオーバーもはじまって、秋の雰囲気が漂っています。

こうなるとなかなか釣りづらく、ワームで丁寧にじっくりやるか、リアクションで食わせるという、両極端な2つの釣りがメインになってきます。



そこで今回は8月の終わりから現在にいたるまで好調が続いている、シャッドキャロの釣りをご紹介したいと思います。

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シャッドキャロを使う場所としては、基本的にはフラット。

魚探をかけてベイトとバスのリンクしているエリア、およびレンジにルアーを通してやります。

バンクでも釣れるのですが野尻湖は急深な地形が多く、同じ水深をきっちりトレースするのは難しいので、そういう意味でもまずはフラットがおすすめです。

慣れてくるとワンドの奥などの緩やかなバンクなどもありです。



まずはキャスト後、ボトムにつけてから2ジャーク1ストップというアクションのドラッキングで流しながら探ります。

たまにボトムにタッチさせて、イレギュラーな動きを交えながらリアクションバイトを誘うイメージです。

やはりボトムの岩や木に当たって抜けた後にバイトが多いのですが、根掛かりとも紙一重。

流しながらの釣りではあるものの、手元には集中力を要します。

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カラーはリアクション要素を際立たせたいので、フラッシングの強いキラキラしたものをチョイスすること。

曇りや雨でローライトなときは、チャート系も全然ありです。



一匹が遠い秋の野尻湖ですが、渋いときこそハイカットのシャッドキャロの出番です。

ぜひ、試してみてください!

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【参考タックルデータ】

ロッド:68Lスピニング

ライン:バリバスPE0.4号

リーダー:トラウトショックリーダー4lbを80cm前後

シンカー:ゴブリンバットクイックチェンジャー7g

ルアー:ハイカット、ハイカットDR

今年の野尻湖はセミが当たり年なのか?セミ、虫パターンで好釣果。オリカネ虫が釣れております!!

みなさんこんにちは、野尻湖ほとり荘ガイドの林晃大です。

今年の野尻湖はセミが当たり年なのか?セミ、虫パターンで好釣果がでています。

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OSPからはオリカネムシ、そして今年から加わったオリカネムシダディがありますがガイドでも好調に釣れてます!

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僕のガイドではオリカネムシの出し所として

・無風のとき
・セミ系では見にきても見切られるとき

などに多用しています。

ほとんどワーム素材のオリカネムシは、無風で魚から見切られやすい状況で強く、放置していてもたくさん付いている脚が動いて絶妙な波動を出してくれます。

ボディサイズが小さいが故に、アピール力も小さいのですが、そこを埋めることのできるオリカネムシダディも加わりローテーションの一角を担ってくれています。

また寸前で見切られるときには、瞬時にボディーカラーを変える事ができるので助かってます。

カラーを変えたら一投目でバイト!

なんて事も多々ありました。

カラーとしては白系のシロヒトリ、黒系はオリキンブラック、ウォーターメロンを多用しており、おすすめです。

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季節限定の虫パターンいつまで続くかわからないので早めにぜひ試してみて下さい!

バイトシーンの見えるこの釣りはすごくおすすめです!

野尻湖ほとり荘にてお待ちしております。

林晃大ブログ

野尻湖でガイドをしている林晃大です。野尻湖はポスト~アフター回復の魚が増えてきて、いよいよ面白い季節になってきました。

皆さんこんにちは、フィールドスタッフ&野尻湖ほとり荘の林晃大です。

6月を迎え、野尻湖はポスト~アフター回復の魚が増えてきていよいよ面白い季節になってきました。

5月のスポーニングの時期がすごく釣れていただけに6月は釣れなくなったと思いがちですが、狙いの魚をしっかり絞ってその場に合ったリグやルアーをチョイスできればいい釣りができると思います。

あれこれ選択肢があると迷う原因にもなるので、僕の場合はアフターにはライトキャロ、回復系にはフットボールジグをおすすめします。

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まずライトキャロですが・・・
シンカー:2.5g~3.5g
リーダー:2~3ポンドを70センチ程度
ルアー:ドライブクロー2インチ

を使ってスポーニングエリアの近くにあるストラクチャーにタイトに通していきます。

野尻湖の場合は、主に沈んでいるレイダウンや岩など。

5月に釣れていたエリアの一段深いところにあるストラクチャーと思っていただければ分かりやすいかと思います。

これらの魚は早く動かすと反応が悪いので、ゆっくり確実にボトムをとりながら操作してやるのが大事です。

またアフターの魚は、ドライブクローのように水を掴んでよく動くルアーに反応する傾向にあります。

なのでガイド中は100%ドライブクローを使用してます。

カラーは定番のグリパンやスカッパノンが強く、今の野尻湖は水が澄んでいるのでラメはない方がいいかもしれません。

回復系にはフットボールジグですが、ぜひ使っていただきたいのが03ハンツストロングです!!

ラウンドラバーによる早いフレアと今までのフットボールにはない強い水押しに、新しいモノ好きのスモールマウスは興味津々なようで投入初日から高反応を得ています。

トレーラーは、以下のものを使用します。
・軽めの3.5gや5gにはドライブスティック3.5インチやドライブシャッド3.5インチ
・7g以上はドライブスティック4.5インチやドライブシャッド4.5インチ

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使い方は、基本的にはボトムずる引きで魚が浮いてる時はリフト&フォールですが、刻々と状況は変わっていくのでその場に合った使い方を色々試してみて下さい。

今回はかなり絞った釣り方ですが、6月の野尻湖では色んな釣り方ができてシーズン中で一番面白い時期だと思います。

状況も日々変わっているので、対応できるように色んなルアーを詰め込んで楽しい野尻湖へ遊びに来て下さいね!!

お待ちしております。

(写真:ガイドのお客様もナイスフィッシュをキャッチ!!)
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野尻湖では、アイ・ウェーバーとHPシャッドテール2.5インチが好調です!!

みなさんこんにちは、野尻湖ボート屋ほとり荘の林晃大です。

いよいよ野尻湖が解禁となりました。

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なかなか難しいみたいですが、今年は例年より水位が低くバスも戸惑っている感じがします。

毎年この時期が難しいのは変わりませんが、去年に比べてワカサギがよく見られます。

ほとり荘の桟橋周りやインレットにも産卵して弱ったワカサギがいて、それをバスが食いにきて、たまにボイルもしている状況です。

野尻湖春の定番の釣りですが、ボートでもオカッパリでもこの時期狙うのは風や波が当たるエリア。

ワカサギが寄せられる場所にバスも集まっていて、その魚は捕食で入っているので釣り方さえ合えば意外と簡単に釣ることができます。

自分がメインにしているのはアイ・ウェーバーとHPシャッドテールの2本立て。

アイ・ウェーバーはフローティングを使用。

使い方は魚がいるであろう場所に直接キャストするのではなく、風と流れを読んで風上にキャストしてそこに流し込むイメージ。

あとはフェザーとジョイントボディーが波で動いてオートマチックに仕事をしてくれるのでラインを緩めて放置。

プレッシャーや天候で表層まで出きらない場合は、SSS(スーパースローシンキング)の出番です。

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HPシャッドテールは、1.3g前後のジグヘッドと組み合わせて水深2m~5mをミドストで使用。

テールがしっかり水を掴んでくれるので、引き抵抗がありレンジキープしやすく使いやすい所が気に入っています。

カラーは定番のグリーンパンプキンはもちろん、去年からカラーラインナップに加わった「スカッパノン・ブルーフレーク」が個人的におすすめです。ぜひ試してみて下さい。

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野尻湖周辺は私有地が多いので、オカッパリする際はトラブル等気をつけて下さい。

レンタルボートでの釣りは、ほとり荘でお待ちしております。

また、野尻湖ガイド(http://yaplog.jp/koudai/)の方もよろしくお願いします。

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皆さま初めまして、昨年からJBTOP50に参戦している林晃大と申します

皆さま、初めまして。

昨年からJBTOP50に参戦している山口県出身の林晃大と申します。

シーズン中は長野県野尻湖の「ほとり荘」でスタッフ&プロガイドとして、オフシーズンは地元山口県の各リザーバーで釣りをしています。

トーナメントやガイドで使うテクニックを公開していこうと思っていますので皆様の釣りに少しでも役立てていただければと思います。

今回は真冬のビッグバスに狙いを絞った04シンクロの使い方について紹介したいと思います。

場所は山口県のリザーバー

水温は9℃。この真冬でもシャローに居残れる個体は自ずと体力のある魚に絞られてきます。

そんな魚がいる所は何もないシャローではなくストラクチャーの絡む場所で、しかもこの時期は水もクリアで大きいシルエットのジグや太いラインだと見切られる、そんな時に力を発揮してくれるのがこの04シンクロです。

この04シンクロの特筆すべき点として重さ別にブラシガードの本数が違うという所。

カバーの濃さによってジグの重さを使い分けるのでストレスなく使うことができます。

今回狙ったのは日当たりのいいエリアにレイダウン+ゴミ溜まり。

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基本的にストラクチャー+αのエリアを打っていくのですが、より複合している方が可能性は高いです。 

打ち込んで宙吊りでのロングシェイクで水平姿勢を保ってくれるので、見せて喰わすことができるというのもこのルアーの強みです。

派手なアクションを付けなくても長さの違うラバーが自然と動いてくれます。

今回は04シンクロの2.7gにドライブスティック3.5の組み合わせでしたがよりカバーの濃い場所では5gも使い分けました。

またスペック2は針持ちがよくカバーを打つようなハードな使い方にも適しています。

釣行は1月終わりの真冬

決してバイトは多くなかったのですが、これから春に向かうにつれてシャローに差してくる個体も増えてきます。

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ですのでこれからぜひ04シンクロの釣りを役立てて下さいね!

タックルデータ

ルアー:04シンクロ2.7g(クローフィッシュ)+ドライブスティック3.5(グリーンパンプキン)
ロッド:Lクラスベイトフィネス
ライン:フロロ8ポンド
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