昔の釣り復活か!?

最近、霞ヶ浦トーナメンターの間で「昔の釣が復活してきた」という話をよく耳にします。

浚渫の攻略

10年以上前は霞ヶ浦名物の浚渫が良く釣れていましたが、ここ数年はまるっきりダメでキャットフィッシュしか釣れませんでした。

しかし2年ぐらい前から、少しずつ浚渫にバスが集まるようになり、今シーズンのJB霞ヶ浦戦ではここのバスを攻略することに成功した選手がブッチギリのウエイトで優勝することが何度かありました。

最近水質が良くなったことで、エビや小魚が深い場所にも増え出したことが原因のようです。

自分も来シーズンに向けて、「浚渫の攻略をしなくては」と考えていたところ良いタイミングで、お世話になっている霞ヶ浦の駐艇場、弁天さんの大会があったので、この大会で浚渫の釣りを試してみることにしました。

プラクティスの午前中はきっちり魚探をかけ、地形を把握に費やし、午後に1時間だけ、GPSを見ながらクランクベイトで流しました。

使ったルアーはブリッツEX-DR。

カラーは今のメインベイトはワカサギなのでナチュラル系。

僕のお気に入りはジェードシャッドです。

この日は地形や低質を探るつもりでキャストしていたのですが、なんと一流しで4連発!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
EX-DRは霞ヶ浦の浚渫やハードボトムの釣りには最適です。

投げやすく、巻いて疲れない、レンジも霞ヶ浦にピッタリ、ヒラを打ちながらも起動を維持し、ボトムノックを繰り返す、それでいてスタックしません。

地形や低質も良く把握でき、バイトしてくる場所が感じ取れます。

そして試合当日、朝から晴天無風、しかもターンオーバーによる、秋特有の水質悪化。

こうなるとクランクでバイトを得るのは難しい状況ですが、試しにEX-DRで流すも、残念ながらバイト無し。

では、と、少しスローにしかもリアクションで狙える、ラバージグにチェンジ。

使うはもちろんO.S.P03ハンツ14g。

カラーはこちらもワカサギを意識して、シリコンスカートのスジエビカラーを選択。

浚渫の壁に丁寧に階段を一歩ずつ下るように、落とし込みます。

668_2
ハンツのセミフットボールのヘッド形状により、フットボールの安定感プラス、ラウンドジグのような、泳がせテクニックでも誘えるので、小魚を狙っているバスにはとても効果的!

水質悪化でタフッたバスにも思わず口を使わせる威力があります。

この日の結果は、優勝こそ逃しましたが、スピーディーに広く探れるEX-DRのプラと、本番のハンツのおかげで準優勝することができました。

ただ今年間ランク1位なので、12月の最終戦もO.S.Pルアーの活躍と共に頑張ります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

関連商品