納谷宏康 | レポート&プロフィール

霞水系のバスプロが海でも力を発揮!?プロスタッフ納谷の鹿児島弾丸レポート!

25年前うちの会社でアルバイトしていた大学生が鹿児島に戻り、ルアー船を始めたと報告を受けたのが10年程前。遠いのでなかなか行く機会もなかったのですが、たまたま仕事で九州に用事があり、ようやく今回再開することができました。
本日は25年ぶりに再開したUS19の倉津船長のガイドによる錦江湾でのソルトルアーゲームをレポートしたいと思います。
まさかあの学生アルバイトの倉津君が船長になっているなんてビックリでしたね~


場所は雄大な桜島が目の前の錦江湾。
今の季節はキャスティングではヒラスズキやハタが狙えるそうで、深場ではタイラバで真鯛が狙えてまさに高級魚の宝庫のようです!

バスアングラーとしてはやはりタイラバよりもキャスティングで釣りたい!
ということで、まずはミノーによるヒラスズキ狙いからスタート。
使うルアーは大きい方が良いとのアドバイスでルドラ130Sカラーは遠藤船長プロデュースの「アイクルグリーンゴールドコノシロ」をチョイス!というかシンキングタイプはこれしかありませんでした。
実はボートシーバスは初体験。普段のバスボートでの釣りと勝手が違ってなかなかキャストが決まらずなかなか苦戦しましたが、しばらくするとキャストが決まり出しました。
いいコースを通せるようになった頃 待望のヒット!
直後の強烈なエラ洗いでフックオフ! 痛恨のバラシ・・・

海の中を良く見るとカタクチイワシの群れが周辺にボールのように群れで泳いでいました。
よし魚はいるぞーと気合いを入れ直してマシンガンキャストを繰り返します.
岩の横をかすめるようにルドラを泳がせるとガツンとバイト!
グングン引くけどジャンプしないぞ?魚を寄せて見るとなんか茶色い?
上がってきた魚はグットサイズのオオモンハタ←かなりの高級魚らしいです

次はウィードエリアに移動。藻の隙間にルドラを通すとガツンとバイト!またもやハタがヒット!船長が「ミノーでこんなにハタが釣れるのは珍しんだよ」と更にウィードの壁や隙間をタイトにルドラを泳がすと、ひったくられるようなバイト!
からのジャンプしエラ洗い。強烈なファイトに耐えながら上がってきたのは約3kgの大型ヒラスズキでした


その後もデカイ魚たちに針を伸ばされたりラインブレイクされたりと格闘しながらヒラスズキを2本追加。この時点で大型高級魚を5本釣り、普段は厳しい霞ヶ浦で釣りをしているだけにもう満足おなかいっぱいの釣果でした(笑)

その後、砂地とウィードが点在する場所でルドラを泳がすとトルクフルなバイト!
アレ?なんだかおかしいぞ?海底で座布団みたいのが動いている!?
あーでっかいヒラメだー!藻に潜られないよう慎重にやり取りすること5分。ようやくネットインしたのがまさに座布団級3.5kgの大ヒラメ!

「この船でヒラメを釣ったのは納谷さんが初ですよ」と倉津船長から驚きの発言!
私の腕なのか? それともルドラのパワーなのか?? まぁ両方ということでwww

大型の高級魚ばかり6本を釣り上げ夢のような初日を終了しました。

実は好調だったルドラ130Sを4個持って行ったのですが、ラインブレイクで初日に3個ロスト。ついに2日目の朝に合わせ切れをしてしまい最後ヒットルアーが無くなってしまいました。他にサスペンドタイプのルドラ130ヌメリシャッドカラーがボックスにあったので、それをチョイス。サスペンドなのでレンジが浅いのでシャロー側を攻めます。
2日間攻め続けたエリアでプレッシャーもかかりヒットルアーも無くしたので厳しいかな~と思っていたらガツンと本日もオオモンハタからヒット!

さらに良型のヒラスズキを立て続きに2本キャッチ!

結局ルドラは淡水用のサスペンドだって変わらぬ破壊力でした!
なぜルドラがここまで凄いのか?
・13cmの大型ボディーによるビックベイト並みのアピール力
・まっすぐ飛びキャストしやすく狙い通りのコースを泳がすことができる
・フラットサイドのボディーが強いフラッシングを生み遠くの魚も引き寄せます
・ハニカム構造の軽量ボディーが生き物同然の生々しい泳ぎを実現させます。
これらの性能が目も良く警戒心の強いビックフィッシュにスイッチを入れることができるのです。

今日は夕方の飛行機で帰るのでお昼にはストップフィッシング。
終わってみたら、1日半の釣行でオオモンハタ3本、ヒラスズキ5本、大型ヒラメ1本
計9本の大型高級魚をキャッチ。ルドラのおかげでとっても楽しい2日間となりました。
この結果には倉津船長もビックリしており、ルドラに凄く興味を持ったようで、今度釣具屋さんで見つけたら根こそぎ買うと!言っておりました(笑)
全国のソルトファンのみなさん売り切れないうちにぜひルドラ使ってみてくださいね!
冗談抜きで

今が旬な山上湖のワカサギパターンをスタッフ納谷が猛解説!

皆さんこんにちわ!
納谷です。

先日河口湖で行われたJB各大会の年間上位の選手のみが参加できるJBジャパンスーパーバスクラシックに参加してきました。
練習を含めて1ヶ月程春の河口湖で釣りを楽しみました。

今日はハードルアーを使った春の河口湖で楽しめるエキサイティングな表層の釣りを紹介したいと思います。
河口湖では3月~4月にかけてワカサギが浅場で産卵をします。産卵を終えたワカサギのほとんどは弱って死んでしまします。息絶え絶えで表層付近を漂うワカサギを食欲旺盛なプリスポーンビックバスが荒食いするので、それらをハードルアーで狙います。
そんな春の河口湖で使うオススメルアーは?


①この時期の定番I字形のアイウェーバー
②弱ったワカサギを簡単に演出できるピクロ
③爆風が吹いてワカサギのレンジが落ちたらジャークベイトのアシュラSP
この3種類を使い春のビックバスを狙っていきます。

さらに嬉しいことに昨年に放流された大型の養殖バスが冬を越して元気にネイティブ化して活発にルアーへの反応も良く、しかもサイズも40CM前後と大きくファイトもなかなか強くとても楽しめます。
春狙うエリアは、湖全域の砂地のハードボトムや溶岩帯や岩が点在する場所。インレットにもワカサギが集まるので川の流れ込み付近も狙い目です。


そよ風程度の風の時は、弱ったワカサギをイメージして水面直下をアイウェーバーSSSとピクロで狙います。ブレイク近辺や岩や杭などのストラクチャー付近で食わせるように泳がせます。バイトも目で見えるのでとてもエキサイティング!
春の河口湖は頻繁に西湖方面から爆風が吹きます。そんな強風の時は、ワカサギが風下に流されるためウインディーサイドに移動。レンジを少し下げアシュラSPをキャスト2回ジャークし1~2秒ステイ←弱ったワカサギをイメージするので必ず止めます。アシュラは9cmと小柄なサイズですが強風化でもロングキャストが決まり、ジャーク時にはフラットサイドのボディーから強いフラッシングが生まれ、バイトを誘います。さらにトリプルフックが3個も付いていてブッキングも抜群!掛けた魚を逃さない優秀なルアーです。

クラシック初日はアシュラSPを使い強風が吹き荒れるなかウインディーサイドで勝負し狙い通りグットサイズを2本2610gをキャッチ!強豪選手を相手に3位と好スタートを切りました。

そして迎えた最終日
朝から晴天無風ドピーカン。吹いて欲しい風が一切吹きません、アシュラのタックルをストレージにしまい表層の釣りにスイッチしましたが残念ながらチャンスは訪れずノーフィッシュ。

順位を下げ8位入賞でクラシックを終えました。
ハードルアーの釣りは風が重要で、無風の状況ではなかなかバイトに持ち込むのは難しいです。
そうなると本来ならワームの出番ですがご存じの通り河口湖ではワームが禁止なので、どうせなら風が吹くのを待ちハードルアーを信じてやり切るスタイルが一番オススメです。
ワカサギパターンはバスがスポーニングに入る頃まで楽しめます。岸近くで釣れるのでオカッパリからも充分狙えます。


ぜひみなさんも春のビックバス狙いに河口湖に出かけてみてください。

ジャパンスーパーバスクラシック大会結果

JB霞ヶ浦で活躍中の納谷宏康によるトーナメント参戦記(ハイプレッシャー霞ヶ浦で生き抜く為のコンバットマニュアル)

国内で行われるプロトーナメントで最も参加人数が多く大激戦なJB霞ヶ浦。

そんなハイレベルな大会で今シーズン年間2位になることができました。

今日は今シーズン後半戦に大活躍したドライブシャッドの使い方をレポートいたします。
シーズン前は全試合リミットメイクをして年間優勝するぞー!という気合いで挑みましたそして6月の初戦。半数がノーフィッシュというタフコンディションの中、HPバグのノーシンカーとドライブクローラー5.5の1/16スナッグレスネコでスローに誘い、アフターの気難しいバスを2本釣り、リミットこそ達成できませんでしたが、まずまずのスタートが切れました。
その後は緊急事態宣言による日程変更となり、釣れない時期の11月になんと3連戦!もうリミットメイクはちょっと無理!とりあえずデコらないこと!目標の下方修正(笑)
今年の霞水系は10~11月にかけて毎週トーナメントが行われ、今までにない異常なまでのトーナメントプレッシャーで一匹のバスを釣るのが非常に難しい状況でした。
そんなタフな状況で狙った場所は晩秋から初冬にかけて定番の石積みエリア。
ですがそんなのみんなプロだから誰でもやりますしプラクティスからさんざんたたかれます。そこで僕は最近誰もやらないけど、昔はよく釣れたよねーみたいな所をプラクティスでチェックして回りました。例年であればスピナーベイトやシャッドあとは僕の得意なブレードジグなどのハードルアーが効く時期なのですが、やっぱりトーナメントプレッシャーの影響でしょうかノーバイト。こんな状況の時はスローに横の動きを演出でるドライブシャッドのライトテキサスの出番です。

タックルバランスはMクラスのベイトロッド+高性能ハイギヤリールそしてラインは色つきの10LBライン(BMSAZAYAKA)←コレ重要!
シンカーは2.7gと1.8gを風などの状況によって使い分けます。

カラーは秋に反応の良いスカッパノン・ブルーフレークとシナモン・ブルーフレークの2色霞ヶ浦にたくさん生息しているハゼ系の魚、地元で通称「ゴロ」と呼ばれているヌマチチブ。他のベイトフィッシュより動きが遅く捕食しやすいのでバスの大好物となっております。大型のゴロが3.5インチのサイズにマッチし、体色が青い斑点があるのでこのカラーに反応が良いのだと思います。

使い方は超簡単!風が吹いてザワついたら石積の上をたまにコロコロと石に絡めながら泳がせるだけ。風が無かったら石の隙間を狙って丁寧に入れて、ロッドを小さく縦にさばいてリフト&フォールでリアクションバイトを誘います。
水温が高かった11月前半は穴に入った瞬間のバイトも多くありました。
試合中は丁寧にキッチリと釣ることを心がけた結果
第2戦1216g/1匹 19位 3戦1436g/2匹 6位 最終戦1014g/1匹 7位
ラスト2戦は80%以上がノーフィッシュという状況の中ドライブシャッド3.5の活躍でしっかりとウエインすることができ年間2位を獲得することができました。

この釣りは根掛かりも少ないのでショアアングラーにも絶対にオススメです
徐々にシャッドの時期になりますが、まだまだ12月末頃まで楽しめるはずです!
JB霞ヶ浦で年間優勝したO.S.P若手スタッフの磯山選手もドライブクローラー4.5を使っており、年間3位はOSP若手の加藤栄樹君とO.S.Pルアーを使った選手が年間トップ3を占めました。
そして10月WBS戦優勝の冨村プロ、11月WBSクラシック優勝の松村プロ。
今シーズンWBSのプロトーナメントでもO.S.Pプロスタッフの強さが際立ちました。
まさに「霞水系で一番釣れるルアーはO.S.Pである」ということが証明されたシーズンとなりました。

私納谷は今年で55歳。もういい年なので、実は年間優勝したらプロトーナメントを引退しようと考えておりました。暫定2位で迎えた最終戦でキロフィッシュを釣った時には行ったかー!と思ったらなんとも悔しい年間2位。
「お前にはこの世界でまだやることがある」と釣りの神様に言われているような・・・?
自分の子供達のような若者にはさまれた年間2位の表彰台。
50歳を過ぎてもエネルギー溢れる若者達と同等の勝負ができるプロスポーツなんて他に無いと思います。
トーナメントに出てみたかったけど機会がなかった方や昔JBやっていたけど仕事や子育てで引退した方、もし余裕ができたならばトーナメントに参加してみませんか?
釣れても釣れなくても広大な霞ヶ浦でボートを走らせるだけでもスカっとしますよ!

私の座右の銘は「人生一度きり。悔いの無いよう楽しむ」
もし興味あるようでしたら気軽にご相談ください。バスの釣り方は教えられませんが(笑)
この道25年の私がトーナメント参加へのアドバイスさせていただきます。

JB霞ヶ浦年間成績

エビが逃げるアクションそのもの!霞ケ浦の秋の荒食いバスにドライブショット4.5″!!

みなさん大変ご無沙汰しております。プロスタッフの納谷です!

長かった緊急事態宣言もようやく明けて、やっと堂々と釣りに行ける環境になりましたね。
私も長い自粛から明けて、ようやく霞ヶ浦に出撃してまいりました!
最近の霞ヶ浦ですが「タフミガウラ」なんかでも「デスミガウラ」でもありません!(笑)
今年の秋の霞ヶ浦は絶好調!
特にシャローの釣りが熱いです!


シャローゲームで僕がオススメするのがノーシンカーワームのバックスライドセッティング。特に昨年発売されたドライブショット4.5"が炸裂しております!
よく聞かれるフックセッティングは画像を参考にしてください。画像を見て気づいた方もいると思いますが、僕はドライブショット4.5"のスカートの下側半分をカットして使います。


理由はバックスライドでフォールした後、少し手前に引くとカットした部分が水を受けて跳ね上がるように手前に泳ぎます。その動きはまさにエビが逃げる動きそのもの。
このリアルな動きには警戒心の強いシャローのデカバスも思わず口を使ってくれます。
まだこの時期は沖のワカサギよりもシャローのエビを食べているバスの方がコンディションが良く、ファイトも楽しめます。
それとフッキング時に抵抗となるパーツが減るので、とても良い箇所にバッチリとフッキングが決まります。


霞水系のトーナメントはとっても貴重なバス。試合でバラしたりすると数日間夢でうなされてしまいますからね(笑)バラシが減るのは大変助かります。
使うカラーは水が濁っていたら「グリパン/チャート」。水が澄んでいたら「グリーンパンプキンペッパー」の2種類があればOK。


この釣りで肝心なのがライン。キャストもそうですが、どのくらいフォールしたか目視でき、竿に感じない小さなバイトも確認できる色の付いたラインがベスト。僕はカラフルで強いのにしなやかなサンラインBMS14lbを使っております。
シャローを狙うベストタイミングですが「増水した時」「暖かい日」がチャンス!
あと秋の釣りでとても重要なのが、水質とベイトフィッシュの存在。水が濁っていても小魚やエビが確認できるようなエリアは可能性アリ。水をロッドでかき回し泡が水面からすぐ消えない場所は可能性ナシ。すぐに移動しましょう。
そういう良い水質のエリアにある、アシやブッシュを見つけてドライブショット4.5"をキャストしてみましょう。
キャストする際、バックスライドしていくのであまりタイトに攻める必要はナシ。
秋の荒食いバスがいたらまず落ちパク! バイトがなければ30cm程手前にシャクってまたバックスライドフォール。それを2回繰り返したらピックアップ。
それを繰り返すだけ、あとは難しいテクニックなど不要。あとはドライブショット4.5"が勝手に泳いでバスを誘ってくれます。


こんな簡単で楽しいドライブショット4.5"の釣りは10月いっぱいぐらいは楽しめるはずです。
シャローの釣りなのでオカッパリでも十分狙えます。
ぜひみなさんも秋の荒食いバスの連発ヒットを狙いに出かけてみてください!

オーバーライド&タッガーで冷え込む時期の河口湖を徹底攻略!

先日行われた全日本バスプロ選手権に参加してきました。



少し前のプラクティスではなかなか好調だったのですが、残念ながら試合では季節の進行に追いつけず惨敗でした(涙)
今日は、そのプラクティスで好調だった秋の河口湖でのオススメの釣りを紹介します!
今シーズン超厳しい霞ヶ浦から愛艇レンジャーを、パラダイスを求めて河口湖へ移動させたのが10月の後半。



周囲は木々が赤く色づき、紅葉が最高に綺麗でした。
移動に半日かかったので、午後からボートの調子を確認しながら軽く釣りをしてみました。
気温もまだ高く、水温も16℃。水質も良好でなんだか釣れそうな雰囲気。
まずはシャローのウィード周りを目で見ながらチェックをしましたが、なぜかこの時期群れで泳いでいるはずのオイカワやウグイのバスの好物がまるっきり確認できませんでした。
あとで河口湖ロコ選手に聞いたところ、ワカサギの繁殖に成功した頃からオイカワやウグイは全く見かけなくなったそうです。
僕は秋の河口湖で、これらをシャローで捕食しているデカバスをトップウォータープラグで狙うのが好きだったのですがとても残念です。
それではと、大繁殖しているワカサギを捕食するバスを狙ってみます。
まだ水温も高いのでまだそれほどディープには落ちていないはずと、5~6mのウィードアウトサイドのミドルレンジを狙います。
ご存じの通り河口湖ではワーム禁止。その代わりに豚の身でできたポークルアーを使うのですが、ローカルの方はそれらを上手に加工し、ダウンショット等で釣りますが、そういうのに不慣れな僕の食わせ技では、大量の本物のワカサギを捕食しているバスはまるっきりバイトしてこないと判断。そこで私が選んだルアーが「オーバーライド」でのリアクションバイト狙い。
使い方は少し投げて、ボトムを取ります。そこからロッドを90度ほどゆっくり持ち上げ、ブルブルを感じながらリフトしロッドを下げてフリーフォールさせます。
するとすぐに答えがでました。





フォール中にバイトがあり次のリフトで重みを感じたのでしっかりと巻き合わせをしフッキング!ワカサギをたっぷりと食べたコンディションバッチリのバスだけに引きも最高!バレることは少ないルアーなので、じっくりとネイティブバスのファイトを楽しみます。
重さは1/4ozと3/16ozを風の状況によって使い分けます。
ラインはボトムに着いたか確認しやすい目立つ物がオススメ。太さはフロロカーボンラインの8lbを使いました。僕の溺愛のカラーは「アイスシャッド」←どこの湖でも釣れます。



そして河口湖といえば放流バス。
トーナメントの戦略でもこのバスを釣ることはとても重要となります。さらには今年はコロナウイルス対策で春から夏にかけて放流が行われず。再開した頃には、その魚が大きく成長し、サイズは40cm、重さも1キロ前後、大きい物になると1,500gみたいな魚も放流されており、ネイティブ2本分の価値がある個体もいました。



これからの大型放流バスを狙うために僕はラバージグ「タッガー4g」を使います。
トレーラーは無くても大丈夫ですがフォールスピードを遅くするためにポークをトレーラーに付けます。
釣り方は放流された地点付近にある、アシや、この時期よく見かける切れたウィードが岸に溜まっているゴミだまりの隙間に丁寧に落とし込みます。



それでも反応が無ければ少し沖のウィードの穴にタッガーを落としていきます。
どちらも放流バス特有の小さなアタリなので目立つ色のラインがオススメです。
タッガーはすり抜け性に優れており、少しの隙間でもスルスルと入ってくれます。フッキングも良く、噛む力が弱い放流バスにも確実に掛けることができます。この放流バスですが、ナメてはいけません!バイトは小さくでもファイトは一人前。



びっくりするほど引きます。油断しているとスピニングタックルだと切られます。
なのでベイトフィネスタックルで使えるタッガーならば安心してやりとりができます。
こんな感じに放流バスにネイティブバスと良い感じでプラクティスをこなしたのですが!
世の中甘くないですよね、試合が近づくにつれ浅いところのバスが枯渇し、さらにはミドルレンジのネイティブバスも深場に移動したようで、前日の公式プラクティスで完全にバスを見失い、なんと2日間ともにノーフィッシュ!まさに完敗という結果となってしましました(涙)
皆様も河口湖に行くならば、最近の冷え込みでシャローは厳しいでしょうが、逆にオーバーライドの釣りはこれからも楽しめます。バスは深場の溶岩帯に集まります。
冬場に釣れるバスの感動はたまりません!
もしバスが釣れなければワカサギの仕掛けを持っていき、ワカサギを狙い晩御飯のおかずにしてみては?
魚探を見ながら釣ればすぐに100匹ぐらい釣れるそうです。
ネイティブバス、放流バス、そしてワカサギといろいろな釣りが楽しめる河口湖。
皆さんも是非チャレンジしてみてください!

激シブの霞ヶ浦。ブレードジグ1/4oz+ドライブスティック4.5″の組み合わせでのビッグフィッシュ劇!!

先日行われたJB2霞ヶ浦で5位入賞しました!
今日はその模様をレポートしたいと思います。



ここ最近の霞ヶ浦は、激シブコンディションが続いており、今回のトーナメントは2人一組で3本のリミットを競う大会でしたが、参加36チーム中、半分以上の20チームがノーフィッシュ。リミット3本釣れたのがたった1チームという1匹釣るのも非常に難しい状況でした。

最近釣りをしていると、たくさんの大型魚ハクレンが死んで浮いているのが確認できます。もしかしたら何かの影響で水質が悪化しているのかも・・・なんだか心配な光景です。



今年のJB2霞ヶ浦は、コロナウイルスの影響で2試合しか行われず。私は仕事の都合で初戦をキャンセルしましたので、この試合が事実上最初で最後の試合でした。

たった一度の大会で結果を出すために、前日のプラクティスでは、水質やベイトの存在を観察しながら、ハイピッチャーやブレードジグでテンポ良く湖を広範囲に探りました。
予想はしていましたが、朝から夕方までやるも、残念ながらノーフィッシュ。
唯一ブレードジグにフッキングまでは至らなかったが、アタックしてきたバスがいました。
魚体も確認でき、それはかなりの大物でした。
プラクティスで得られた情報はコレのみ、あとは水質の良さそうなエリアを数カ所準備をしました。
試合までの時間、あのビックバスを釣る作戦を考えました。
プラクティスで使っていたがブレードジグの3/8oz+ドライブスティック4.5"の組み合わせ。
ウエイトもあるためスタックしないように早く巻く必要があるのと、全体的に地味なシルエットでした。



そして試合本番にはブレードジグ1/4oz+ドライブスティック4.5"の組み合わせを用意。
カラーもチャート系をチョイスし視認性をアップ。そしてウエイトを落とすことで、よりスローに誘い、タフコンディション対策をしてみました。

そしてトーナメントスタート!
まず向かったのは、前日バスを確認した本湖の通称ジャカゴ!
この日のために準備したブレードジグ1/4ozをジャカゴにタイトに泳がせます。
流すこと10分、ひったくるようなビックバイト!
ガッチリと巻き合わせをし、強烈はファイト! これはデカい!
慎重にやりとりをし、パートナーのムラのネットに無事ランディング!



開始早々キッカーフィッシュをキャッチしボートの中のテンションはMAX!
さぁ!優勝狙って移動し次のポイント、更に次のポイントへ。
そこでパートナーのムラのドライブビーバーのテキサスリグに待望のバイト!
しかし残念ながらフックアップならず・・・やはりバイトが浅いようです。
その後も追加のバスを狙って湖を走り回るも残念ながらノーバイト時間切れ。
残念ながら朝一の1本で帰着となりました。

帰ってみると、検量もガラガラ。周りの選手もノーフィッシュ続出。
もしかして1匹で入賞? まさか・・・
そして表彰式が始まり、結果はこの試合一番のビックフィッシュとなる1404gで、なんと5位入賞に滑り込むことができました! パチパチ



私はブレードジグを使い、過去に何度も霞ヶ浦のトーナメントで優勝や入賞をしております。
なぜハイプレッシャーな霞ヶ浦でビックフィッシュに口を使わすことができるのか?
それは透明なブレードに秘密があります。
プラスチックのブレードは特殊な形状をしていて、ブレードジグにしか出せない独特な小刻みな波動でバスの側線にアピールします。
ブレードが目立たないので、シルエットが本物の生き物そっくりで、ビックバスも完璧にだまされてバイトしてきます。
使っていると、食べ損ねても何度も追い食いをし、それでも食えないとピックアップしたルアーをキョロキョロ探している、完璧にスイッチが入り我を失ったバスを確認することがあります。



最近の霞ヶ浦は厳しい状況が続きますが霞ヶ浦本湖のビックバスは貴重な「大間のマグロ」
そんなつもりで勝負してみてはいかがでしょうか?
ブレードジグで狙えば、きっと丸々太った感動のビックバスに出会えるはずです!

PS:このJBトーナメントが最初で最後と思いきや、このビックバスのおかげで11月河口湖で行われる全日本バスプロ選手権の切符を手に入れることができました。
過去には優勝もしたこのある大会!最近はアウェー感凄いですが頑張って練習しますので、よろしくお願いいたします!

夏の霞ヶ浦!ラウダーで楽しむトップウォーターゲーム!!

皆さんこんにちは!
プロスタッフの納谷宏康です。

毎週末に必ずどこかでトーナメントが開催され、ハイプレッシャーが避けられない霞ヶ浦、夏場のベストシーズンでも、なかなかトップウォータールアーには反応してくれません。

そんなスレきったバスでも簡単にバイトしてくるトップウォータールアーを教えちゃいます!
それは、ラウダ-シリーズのなかでも一番小さな「ラウダ-50」



タックルはベイトフィネスタックルを使用しライン必ずナイロン10~14lbを使用します。



さすがに朝夕マズメ時の活性が高い時間や風の影響がある場合は、アピールの強い「ラウダ-60」も使いますが、それ以外のいわいるトーナメントタイムの主役はラウダ-50です。
僕のオススメカラーはブルーギル・アマガエル・インパクトライムチャート。



狙う場所は、定番のアシやウッドカバー周りですが、この時期最も重要なのが水質!
白濁していたり、ポッパーを泳がせて泡が残るような水質は絶対にダメ!
水が澄んでいて、小魚などが元気に泳いでいる場所を探しましょう。
晴れていたらシェード、ローライトならば、そこら中をガンガンと攻めてください。

見た目は同じラウダ-50と60ですが、不思議とアクションやポップ音はまるっきり違います。50は「チョボッ」っという控えめなポップ音と小ぶりなのに左右のダートアクションが得意で、この時期に大量に捕食している、小魚やエビが水面を逃げまどう姿を簡単に演出することができます。
このアクションにはスレきったビックバスも完全に騙されてしまいます。



垂直浮き姿勢なので、バイトも深く、初心者にありがちなビックリ早合わせによるミスバイトも防いでくれるどころか、喉の奥のほうに掛かってしまうことも多いので注意してください。
50はポッパーというより虫ルアーを使うようなイメージで使います。



そして60の方はというと、「ゴボッ!」と大きなポップ音が出せ、簡単に捕食音が演出でき、活性の高いバスへのアピールは絶大!
50よりキャストがしやすいので、風が吹いている時には60の出番です。



涼しかった梅雨に楽しめたトップウォーターゲームも、夏の猛暑で、水温も最高35℃付近まで上がり、降雨も少なく減水傾向、ちょっとトップウォーターへの反応は今ひとつでしたが、これから雨が降り増水し水温が落ち着いてきたら、間違いなくまたラウダ-で楽しい釣りができるはずです。

ショアラインを狙うトップウォーターゲームは、ショアから狙う方が絶対に有利です。
価値ある本湖バス、トップで出たら最高ですよね!
ぜひチャレンジしてみてください!

ブリッツマグナムMR開発同行記!(琵琶湖筋トレ編)

皆さんこんにちわ!
プロスタッフの納谷宏康です。

世の中はコロナウイルスの感染が広がり、大変なことになっていますね。
緊急事態宣言も出て、釣り場に行けず、ストレスがたまっている方も多いかと思います。
でも、明けない夜は無いし、やまない雨もありません今をじっと我慢すれば、元気に釣りに行ける日が、きっとすぐにやってきます。
なんかみんなが元気になる良いネタないかなぁーと過去を思い返してみたところそうだ!と、 あの凄いバスのことを思い出しました!

あれは2018年11月の上旬の琵琶湖昨年発売されたブリッツマグナムMRの最終段階のテストを「森田さんとやりに琵琶湖行くよ」と開発の橋本さんから聞き「それなら俺も手伝います!」と無理やりご一緒させていただいた時のことでした。
前日入りし森田ハウスに宿泊させてもらい、ビールで乾杯!たっぷりと飲んで、爆睡し翌朝。

晩秋の遅い朝焼けを眺めながら、テスト開始です!
まずは南湖ド真ん中のウィードの残る3~4Mのフラットエリアで、他社製品のビッククランク10種類とブリッツマグナムMRのサンプル9種類を投げ比べ、テストしました。
この作業が、重たいルアーを投げまくって巻き続けるのでとても重労働!

ですが試しているうちに1つ1つのルアーにまるっきり違いがあってなかなか面白い。
重くてキャストしたら腕が持って行かれそうなルアーや投げた瞬間にクルクル回ってしまうルアーもあっていろいろでした。
その後ブリッツマグナムMRのサンプルをキャストするとビックリ!キャストが軽い!しかもまっすぐ飛び、驚くほどの飛距離が出ます!
泳がせた感じも、それほど重くなく、ビッククランクというよりも、ちょっとしたディープクランクを引いている感覚でした。
あとは時期的に柔らかいウィードがほとんどで、ルアーをコンタクトさせた時も、ほぐしながらウィードをかわせる能力も優れていました。

2人の感想を、黙々と資料に書き込む橋本さん、まさに開発の鬼と化しておりました。
テストした9種類のマグナムMRのサンプルの形は見た目は、ほぼ同じですが、微妙にリップの幅や角度アイの位置が変えてあり、それによって泳ぎの感じは大きく変わり、違いがはっきりと分かりました。開発の橋本さんは「リップの角度1度、幅や長さ1mmでまるっきり違う泳ぎになるのです」と教えてくれました。
たくさん投げていくうちに、森田さんの気に入ったサンプルと、僕の気に入ったサンプルが一致するようになってきました。
「それではバスの釣れそうな場所へ移動しますよ」と森田さんテストだから仕方ないですがバスが釣れないエリアでテストしていたようです(笑)
ボートで走ること15分、最近実績のあるという、急なブレイクにハードボトムやウイードが絡むエリア。
気に入ったマグナムMRのサンプルをキャストしていると、森田さんのロッドが思いっきりしなります。
「デカイ!」ベテラン琵琶湖ガイドの森田さんが真剣な表情。
しばらくのファイトの後に上がってきたバスを橋本さんがネットで無事ランディング!
なんじゃこれ!? 今まで見たことの無いようなビックバス!!

上がってきたのが60cmを遙かに超える巨大バス!
私40年間バス釣りやっておりますがこんなデカイバス見たのは初めてでした!

ベテラン琵琶湖ガイドの森田さんも今年釣った中で1番の大物だそうです!

その後、同じエリアを流します。すると、その直後僕にもヒット!
ビッククランクにバイトしてくるバスのファイトはホント強烈!
慎重なやりとりで上がってきたバスはまずまずのサイズでした。


僕のもまぁまぁのサイズでしたが森田さんが釣ったバスに比べたら小バスに見えてしましました(笑)
魚のいる場所に移動するよと移動した直後にテストサンプル品で大型バス連発!
しかもどのガイドさんたちも大苦戦している11月の琵琶湖でこんな釣果ブリッツマグナムMRサンプルまだサンプルの時点なのに凄すぎます!
「橋本さん、もうこれ完成でいいでしょう?」と聞くと「いやいや、まだまだ改良点がたくさんあって」とビックリするほどの完璧主義の橋本さんの発言。
なんとそこから1年の歳月をかけ、関東のウイードレイクでもさんざんサンプルを作ってはテストを繰り返し、ようやく昨年の秋に市販された「ブリッツマグナムMR」

サイズはまぁまぁ大きいルアーですが、キャストも軽く、引き抵抗もさほど重くなく、それほど特殊なタックルは不要です。普段ディープクランクを使うタックルなんかでも十分対応可能です。
琵琶湖だけではなく、関東のフィールドでも、活躍する場所は多いはずです。
でかいルアーを使って、でかいバスを狙う、これぞ男の釣り!
僕もコロナウイルスが終息し外出自粛要請が解除になったら、霞ヶ浦の浚渫で、アフター回復のビックバスを思いっきり狙ってみたいです!マグナムMRでデッカイバス釣れたら、またレポートしたいと思います。

旅行にオススメ!!タイの管理釣り場でエンジョイフィッシング!!

みなさんこんにちは、霞ヶ浦ホームの納谷です!

今年の霞ヶ浦は、秋の大雨や急激な水温低下の影響か?かなりの激シブ!最近ウンザリしていたところ、先日タイ旅行に行った際に、とても楽しい釣り体験をしてきましたので今日はそのレポートをさせていただきます。



釣りに行った場所は、タイの首都バンコクから車で1時間ほどの所にある管理釣り場「パイロット111」。
のどかな田舎風景の中の広大な敷地には大小10ヵ所の池があり、この中にはいろいろな種類の巨大怪魚が潜んでおります!



畔のコテージは宿泊も可能で、宿泊客には特別夜釣りも楽しめるそうですよ!



今回案内をしてくれたのが、O.S.P海外プロスタッフの池田さん



彼は10年以上、タイ各地でルアーフィッシングをし、タイのゲームフィッシングを開拓し続けているプロアングラーです。

今回はタックルの用意から送迎まで大変お世話になりましてありがとうございました!

訪れたのは木曜日、平日なのでお客さんは疎らでしたが、土日は激混みで日本人客も多く、みんな最新のルアーで狙うので、魚は相当スレており、ルアーもかなりセレクティブ。

さらに相手は、賢い巨大魚!そう簡単には釣れないようで、ノーフィッシュ続出!
行く前は、なんだ~釣り堀か~なんて油断していましたが、突きつけられた厳しい現状・・・
タイに来てまでも、霞ヶ浦並みの激シブとは!異国の地でもこんな目に会うとは!(笑)

まぁそんな釣れない状況には慣れっこの霞ヶ浦水系プロスタッフの私。
まずはヴァルナでテンポ良く広範囲をサーチ。ジャークして、ステイを繰り返します。

しばらくするとルアーを止めているときに、吸い込むような小さなバイト!
なかなかのファイトを味わい無事にランディング。なんだろこの体高のある魚は?

これは大型のテラピアだそうで、池田さんも、ここまで大きなのは初めて見たそうです(笑)



モーニングバイトのその1匹を釣った後は、しばらく沈黙の時間が過ぎます。
タフな状況と感じた池田さんは、ワームにチェンジ。ドライブクローのテキサスリグでじっくりと攻めて、サクッと本命のバラマンディーを釣り上げます。さすがです! 



私もハードルアーをやめ、ドライブSSギルにチェンジ。じっくり攻めるも2時間以上ノーフィッシュ!!



気分も下がってきたところに、突然、係員さんから魚へのエサやりタイムが始まりました。
すると池の活性が急に上がり出し、巨大魚たちの捕食スイッチが入ります!
その瞬間強烈なバイト!というか竿が持って行かれるような感じ?
そこからはベイトのドラグがギュンギュンと引き出され、巨大魚が池中を走り回ります。
そして豪快なエラ洗い! 霞でいったらレンギョの興奮ジャンプみたいな(笑)
10分は格闘したでしょうか? 憧れの魚、初バラマンディーを無事捕獲いたしました!



池田さんも、涼しい顔で、強烈にでかいバラマンディーを捕獲しておりました。



なんとか本命も釣れたので、食堂でランチタイム♪



私が食べたのがエスニック風チャーハンみたいな物で、よい香りが漂います。



味は期待を良い方に裏切るめちゃくちゃ美味しいお昼ご飯でした。これで300円弱と格安!!
お腹もいっぱいになったところで、作戦タイム。
午後はエサ巻きで誰でも釣れる魚ではなく、パターンを見つけてちゃんと釣りたい・・・。
ハイプレッシャー対策にはどうしたら良いのか?ならば霞ヶ浦の釣りを当てはめてみます。
そうなると私の十八番ドライブクローラー5.5のネコリグ!今回ネコリグ用のフックが無く、とりあえずジグヘットワッキーでスローに狙うことにしました。



するとすぐに答えが! コツコツと小さなバイト。スイープなフッキング。
するとトルクフルなファイト!!この引きは、霞ヶ浦のキャットにそっくり。
しばし格闘の末、上がってきたのがキレイなナマズのような雷魚のような?


「ジャイアントスネークヘッド」←怪魚ファン憧れの魚だそうです!

このサイズはこの池では大きい方らしいです。
もしかしてパターン?その後もドライブクローラー5.5"のジグヘットワッキーで中層をヘコヘコとやっていると、コツコツとバイトが!しっかりとフッキング!
今回はさっきと違う?泳ぎが早い、その瞬間豪快なエラ洗い!やった~!本命!!

しかもデッカイ!!池は貸し切りだったので、あちらこちらと歩きながらフックが伸ばされないように慎重にやりとりしながら、ようやく上がってきたのがこの日を締めくくるナイスなバラちゃんでした!



この日夕方帰国でしたので、ここでストップフィッシング。
日中は周りの方がまるっきり釣れていない中、タフな日本で習得した食わせ技、ドライブクローラー5.5"ジグヘットワッキーのおかげで楽しい釣りができました。やはりプレッシャーがかかった魚は日本もタイも攻略は同じということですね。

現地でも日本人観光客でも人気の管理釣り場「パイロット111」。私もけっこうハマってしまいました!
次はO.S.Pルアーと日本製のフックをたくさん持ってチャレンジしたいですね。

NBC霞ヶ浦チャプター年間優勝の原動力となったO.S.Pルアーをご紹介!!

こんにちは納谷です。

JB、WBSのプロ選手やローカルの強豪が多数参加するNBC霞ヶ浦チャプターで年間優勝をすることができました!

NBC霞ヶ浦チャプター年間ポイントランキング



今回は、年間優勝に導いてくれた、優秀なO.S.Pルアーを紹介したいと思います。
年5戦で争われるシリーズで最も鬼門なのが、春先の低水温期に行われる初戦。
今年も3本リミット揃える選手はゼロ。約7割がノーフィッシュと激シブ!
この試合で釣れないと即年間争いから離脱してしまいます。





そんなタフで厳しい状況でも、確実にバイトに持ち込めるドライブシャッド3.5"の2.7gライトテキサスのスイミングで確実にバスをキャッチし、風が吹いて活性が上がったタイミングでのヴァルナ110SPEC2のジャークを使い分けグットサイズを2本キャッチし準優勝!

これで無事に年間争いに加わることができました。



続いてポストからアフター期の気難しい時期の第2戦。
毎年この時期大外しするのですが、HPシャッドテール2.5"のダウンショットで手堅く北利根川でリミットを揃えることに成功。後半は本湖でビック狙い勝負!ドライブクローラー5.5"の1.8gスナッグレスネコリグで入れ替えの魚を絞り出し、無事苦手な時期を攻略し優勝することができました!

これで年間順位は1位に。



そしてアフターからサマーを意識した時期の第3戦。
毎週のように行われるトーナメントプレッシャーによりタフな状況の中、アフター時期の定番ドライブスティック4.5"のバックスライドノーシンカーでカバー狙いとドックの壁でのんびりサスペンドしているバスにドライブクローラー5.5"のスナッグレスネコリグを使い、なんとかリミットメイクし5位お立ち台に滑り込みました!

これで3戦連続のお立ち台。年間順位も首位をキープ。しかし2位にはW.B.Sの強豪が!



真夏の水温30℃超!灼熱の中おこなわれた第4戦。
絶好調だったプラクティスから一転、残り2時間までノーフィッシュ(涙)
プラで良かった杭をHPシャッドテール2.5"のダウンショットで超スローに狙いなんとか1本目絞り出し、その後、同じ条件の杭を狙うと、なんとラッキーなことに同じ杭で2投連続ヒット!一瞬にしてリミット達成!! マジでHPシャッドテールはエサですよ(笑)

結果は6位寸止めで入賞こそ逃しましたが、これで2位に大差を付けて最終戦を迎えることができました。

首位で迎えた最終戦。台風15号の影響でベストシーズンにもかかわらず参加選手の半数がノーフィッシュと激タフの状態。そんななか貴重なバスに口を使わすことができたのが、ドライブスティック4.5"のバックスライドノーシンカーでした。

これで全戦ウエインを達成。2戦以降は誰にも首位を譲ることなく、2位に大差を付け、3年ぶり3度目の年間優勝を獲得することができました。

O.S.Pルアーは良く釣れる!ということを真剣勝負のトーナメントで証明することができました。



もう私もいい歳なのですが。えっ!?いくつって?
実はO.S.PのボスT氏と同い年でして(笑)
また来シーズンもO.S.Pルアーと共に年間優勝目指して頑張りたいと思います。
みなさん、こんなおっさんですが来年も応援よろしくお願いいたします!

おかっぱりオススメ!!霞ヶ浦のトップウォーターゲームはラウダー60にお任せ!!

こんにちは納谷です。

今回は霞ヶ浦一押しトップウォーター「ラウダー60」をご紹介します。バスがたくさん捕食しているベイトはテナガエビやボラの幼魚なのでサイズ感もバッチリ!重さもちょうど良くベイトタックルで正確にキャストが決まります。そしてラウダーの特徴である、ゴボっという強いカップ音とステイ時の垂直姿勢。これをうまく使ってポコポコとお辞儀アクションで、ここぞというスポットをネチネチじっくりと攻めます。このアクションは効果絶大!





もし活性が高そうならば、強めのジャークで首を振らせることもできます。アフター回復系のバスは遠くからすっ飛んでバイトしてきます。そしてバイトを誘うステイ時の垂直姿勢でがっぷりと深いバイトが得られます。初心者がよくやるビックリ早合わせでも、しっかりと掛かるので、トップ初心者にもオススメです。





ラウダーは、おかっぱりで狙うとさらに威力を発揮!大型のボートでエレキを使って接近するより、岸からアプローチする方がバスへの警戒心も無いし、バスは捕食する際、どちらかというと岸に追い込んで食べたいので、岸に向かってルアーを泳がすことができる、おかっぱりが断然有利となります。

広大な霞ヶ浦、どんな場所でラウダーを使えばいのかって? ではこっそり教えます!土手を車で走り、湖を眺めると、所々岸にコンクリートの破片が捨てている場所があります。よく探すと湖のいたるところにそういった場所があります。そんな場所では水中までコンクリートが入っており、この季節、エビが大量に集まってきます。その近くにアシやブッシュ、ドックなどがあればさらにgood!

朝夕は広範囲に、日中は日陰を狙い、ラウダーを投げてみてください。ハイプレッシャーな霞ヶ浦。はっきり言ってワームでやっても、トップでやってもバイト数はあまり変わりません。ならば絶対にトップでしょ!

ぜひ皆さんもラウダーで勝負してみてください。貴重な霞本湖バスにめぐり会えるハズですよ!

NBCチャプター霞ヶ浦第2戦優勝の原動力となったO.S.Pルアー&キーとなったカラーとは?

こんにちは納谷宏康です!

6/2(日)開催のNBCチャプター霞ヶ浦第2戦で優勝しました!



NBCチャプター霞ヶ浦第2戦大会結果

今日はその模様をレポートしたいと思います。

数日前にプラクティスを2日間やりました。



本来ならイージーに釣れる時期なのに、2日間みっちりやって3本。しかも2本は、たまたま泳いでいたバスにドライブスティック4.5"バックスライドセッティングを投げたら釣れたという、かなり再現性の無い状況(笑)

そして迎えた大会当日。



46人の選手が一斉にスタート!まずはプラクティスで見えた、あのバスがいた場所へ。
しかし今日は日曜日、バスボートやウエイクボードさらには大型遊覧船などが行き交い、バスのいたシャローはドチャ濁りで何もみえません・・・

しかたないので、バスがいるだろうストレッチをドライブスティック4.5"バックスライドセッティングをブラインドで撃ち続けること1時間。

ラインがスーっと走る待望のバイト!ファーストフィッシュは貴重なキロフィッシュ!

タフな試合での貴重な1本、これで気持ちが楽になりました。

その後もシャローを撃ち続けますが、濁りが増すばかりで無反応・・・

濁りを嫌って、ブレイクに落ちたかも?ということでブレイク狙いに変更。

HPシャッドテール2.5"2.7gダウンショットを沈み物に絡めながらスローに誘います。
するとすぐに答えが!

明確なバイトをしっかりと合わせ、久しぶりのスピニングに焦りながらも、キャッチしたのがまたまた貴重なキロフィッシュ!

その後少移動、同じようなブレイクを狙います。すぐにバイト!しっかりとフッキングするもフックアウト(涙)

HPシャッドテールをまっすぐ刺し直して、再度キャスト。着底と同時にコツンとバイト。
なんと連続ヒット!今度は慎重なやりとりで小ぶりながらもキーパーサイズを無事ランディング。

もしかしてHPシャッドテール2.5"って餌より釣れるのでは?
これで推定ウエイト約2,450gこの時点で10時半。

残り2時間強は本湖で勝負!入れ替えのビックフィッシュを狙いに行きます。

アフターの時期に良い、ハードボトムや水通しの良い場所にある障害物をランガンすること4ヵ所目、ドライブクローラー5.5"1/16カバーネコにコツコツという待望の小さなバイト、しっかりと送り込んでフッキング!

杭にからみながらも慎重なやりとりでキャッチしたのが900gのナイスフィッシュ!
入れ替え成功でウエイトは2,891gに!

その後も時間ぎりぎりまで、さらなるウエイトアップを狙いましたがタイムアップ。



終わってみれば46人参加で釣れた選手がたったの20人と、かなり厳しい状況での中、入れ替えもでき、優勝することができました。
今回優勝のキモとなったのがワームのカラー「ダークシナモン・ブルー&ペッパー」。



産卵を終えて体力回復に向けて、アフタスポーン時のバスが熱中しながら食べているのが、エビです。このカラーはエビ食いのバスがとてもよく反応します。
ぜひみなさんもお試しを!

NBCチャプター霞ヶ浦第1戦準優勝の原動力はヴァルナSPEC2!!

先日行われたNBCチャプター霞ヶ浦第1戦で準優勝しました!!

今回は試合当日をレポートしたいと思います!



早春に行われる初戦、毎年ウエイン率は約20%、名人でも凸の可能性大と難しい大会です。
年5戦のシリーズなので、初戦で釣れなければ年間争いから即離脱することになります。

今年は、春の訪れが少し早かった霞ヶ浦ですが、試合直前に冬に逆戻り、水温も低下。
数日前のプラクティスでは、見事に完全ノーフィッシュを食らう厳しい状況でした。

試合当日!
暖かくなるはずの予報がはずれ、冷たい北東風が強く吹き、かなり寒い!

そしてスタート!
荒れた湖面にもびくともしないレンジャーZ520でロングラン!強風が当たり、ザブザブ状態の石積みエリアに到着。

そんな場所では、プリスポーンのバスが風で打ち寄せられた、シラウオやワカサギを大量に捕食しているはず。

こんな時は、迷わずビックミノーの出番使ったルアーはヴァルナSPEC-2(イナッコ)!!
イナッコ=ボラの稚魚←霞水系では絶対オススメのカラーです。



使い方は?ヴァルナは、ただ巻きでももちろん釣れますが、それじゃプロっぽくないので私はジャークして使います(笑)小さく2回ジャークしポーズは2秒ぐらい、ほとんどがステイ後のジャークでヒットすることが多いです。



フロントフックは画像のようにダブルフックに交換し根掛かり対策をし、浅場を狙いやすくしております。オカッパリの方にもオススメのセッティングです。

そしてなぜSPEC2なのか?
早い時期ならルドラSPが有効ですが、この時期、霞ヶ浦では毎週のようにトーナメントが行われ、一気にプレッシャーがかかります。そうなるとルアーも少しサイズダウンし、ラトルの音もない方が、神経質なプリスポーンのバスには有効です。

この日は朝の冷え込みから少しポカポカしたタイミングで待望のバイトがありました。
大きなルアーにしてはバイトも小さく、他の魚かな?と思いながらも、慎重なやりとりから無事ネットインしてみたら、めちゃくちゃ貴重なキロアップのナイスバス!



あと1本釣れば間違いなくお立ち台!さらに集中力を増してキャストを繰り返します。

その後、風が弱まったので、少し食わせを意識し、ドライブシャッド3.5"(シナモン・ブルーフレーク)の2.7gライトテキサスにチェンジ。

ボトム付近を泳がせて、時々岩にコロコロ当てる感じで泳がせて、ボート際で巻き上げようと起動が変わった瞬間、コツコツという小さなバイト!一拍おいてバッチリとフッキング!

丸々太った春らしいバスをキャッチし、これで2,213g。

これでお立ち台はゲット。あと1本釣れば優勝も狙える!
さらに集中力を増してしばらくキャストを続けると、待望のバイト!
送り込んでから、しっかりフッキングしたのですが!なんとすっぽ抜け(涙)

この後チャンスは訪れず、試合終了。終わってみたら結果は準優勝!



最後のミスが悔やまれますが、準優勝と最高のスタートが切れたので、年間優勝を狙いたいと思います。

優勝は同じマリーナの友人である松尾さん。ビックフィッシュ2本で2,953g!!
なんと驚いたことに、松尾さんの使ったルアーが私と同じヴァルナSPEC2!!
ヴァルナSPEC2が1.2フィニッシュとなりました!!



ヴァルナやルドラのストロングなビックミノーのパターンは5月前半まで楽しめます。
みなさんも、風が当たるハードボトムやテトラや石積みで、ぜひ使ってみてください!
きっと丸々太ったプリスポーンのバスに出会えるはずです。

河口湖のバスプロ選手権で50UPをJIG01でキャッチ!!

こんにちは納谷宏康です!

JBシリーズ&マスターズの上位20名のみに出場権が与えられ、毎年晩秋の河口湖でハイレベルな戦いが繰り広げられる全日本バスプロ選手権で入賞することができました。



霞ケ浦がホームの僕にとってはアウェイな試合ですが、河口湖でお世話になっている長濱旅館の宮下さんや仲間達と楽しくやらせてもらっているおかげで、楽しい環境でトーナメント期間を過ごさせてもらっています。



そのおかげで過去に入賞や優勝も経験しており、とても相性の良い大会です。試合の10日前、ボートを霞ケ浦から移動し1日半のプラクティスを行いました。



まずは直前に行われた放流バスのチェック、放流エリアでは簡単に釣れるキーパーがいることを確認。その後は地元の選手がまず手を付けないような場所のネイティブバス探し。少し前の台風により湖は増水していたので、霞水系のセオリー通り増水=シャローを狙い、シャローカバーをJIG01で攻めると、簡単にキロアップとナイスキーパーが釣れ、しかもこの釣りをする選手は誰もいませんでした。その後少し沖目のウイードエリアの藻穴を同じくJIG01で狙うとそこでもナイスキーパーをキャッチ。ただしこの釣りはこの時期定番のようです。

帰ってから地元の選手たちに聞くと、みんな苦戦しているようでネイティブ狙いはキーパー1本釣れるか?かなり厳しい状況らしく、そのなか私はまずまずの好感触でプリプラクティスを終えことができました。

そして試合初日。


スタート抽選はラッキーなファーストフライト!バスボートの機動力を使い、簡単に釣れるであろう放流エリアに激走!大人気の放流ポイントに2番手で到着。狙っていたウイードエリア場所に入れました。開始早々にナイス放流バスをダウンショットでキャッチ!今日は放流バスをやり切る、ここから動かないと決断。振り向くと周りには50艇以上のボートがひしめき合っております。そんな状況ではキャストもできず、リグはボートとボートのすき間からポチョンと落とすだけ。凄いフィッシングプレッシャーで周りの選手も釣れません。僕の竿にもアタリもナシ・・・お昼頃には精神崩壊!我慢しきれず、ネイティブ狙いのパターンにスイッチしましたが、残り少ない時間を焦りながら釣りをしても当然ながらネイティブは釣れず終了。この中途半端な時間の移動が判断ミスで1本のみ41位という結果で初日を終えます。

2日目
小さい放流は狙わずジャンプアップを狙いネイティブのビックフィッシュのみを狙う作戦。プラクティスで見つけていたシャローカバーにJIG01.11g+ポークでじっくりと丁寧に釣っていくと、モゾモゾという小さなバイト 思いっきりフッキング!フリッピングロッドでカバーの中から引きずりだしたのが50cmを超すデカバス!!



この1本でかなりの達成感がありましたが、その後もシャローカバーを集中しながら流します。するとピックアップしたジグに、小ぶりなバスがチェイス!戻っていった場所にジグを投入したら、すかさずバイト!バスが小さいので少し食わせてから合わせるも、すっぽ抜け!十分キーパーはありました。このエリアはバスは小さいと判断し、タッガー5gのベイトフィネスタックルにチェンジし葦を流すと、その直後小さなバイト、しっかり食い込ませてフッキング!今度はバッチリ!400gほどの小ぶりですが貴重なキーパーを無事キャッチ。その後もシャローカバーをジグで打ち続けましたが、追加は入らず2本で終了。50UPが効き2162g単日3位!総合成績は41位から30人抜きの11位までジャンプアップ!(15位までが入賞)去年は悔しい寸止めの16位でしたので、今年はリベンジが叶いました。

ご存知の方も多いかと思いますが、河口湖ではワームの使用が禁止されております。私の場合、JIG01とタッガーがあれば十分河口湖を攻略できることができます。テンポよくカバーやウイードを打つときはすり抜けとガード力が強いJIG01を。少し小型のバスや放流バスを丁寧にじっくりと狙うのには、少しすり抜けをおさえたヘッド形状でバイトを誘えるタッガーを使い分けてみてください。ビッグバスが生息する河口湖、50UPどころか60UPも夢ではありませんよ!

秋の霞水系で活躍するブレードジグSPEC2をご紹介!!



最近すっかり涼しくなり、秋本番。秋といえばやっぱりブレードジグの季節です!



過去に例のない今年の夏の猛暑、残暑もようやく終わり、水温も下がり始めました。バスも活発にベイフィッシュを食べ、丸々と太った秋バスが楽しめる季節です。霞水系の秋にオススメルアーはやっぱりブレードジグ。秋になったらスピナーベイトが良く釣れますが、それをはるかに超えるルアーがブレードジグです。スピナーベイトで流し、無反応。折り返しのブレードジグにビッグバス連発なんという経験が何度もあります。



それはおそらく霞水系のフィッシングプレッシャーに関係していると思います。お盆明けからほぼ毎週各団体のトーナメントが行われ、バスはいるけど口を使わない。そんな状況でもブレードジグの超小刻みな波動と生々しいアクション。何よりも透明なブレードがバスの警戒心を極限まで下げ、バイトを誘発する効果があります。さらにオススメなのがSPEC2!このモデルはブレードのサイズが小さくノーマルよりも小刻みに泳ぎ、霞水系ではあまり有効ではないと個人的に感じているチドリアクションがなく、レンジキープもしやすいので、スレきったバスに確実に口を使わせることができます。



9月末に出場したW.B.S.オープン戦でも、2日間の中で一番のビックフィッシュはSPEC2(ブラックブルーパープル)でキャッチしました。使うトレーラーですがノーマルはドライブスティック4.5インチ。SPEC2は付属のアクショントレーラーがオススメ。そんな、ブレードジグにも一つだけ注意点があります。それはストラクチャーやカバーに絡め過ぎると、ヘッドがスタックする事がたまにあること。ヘッドの重心をブレードに近づけて泳ぎが良くなっている分、ヘッドがストラクチャーに挟まることがあるのですが、バスを引き寄せる力がとても強いルアーなので、そんなにストラクチャーにタイトに攻めなくても十分釣れます。



何投げても釣れない、そんな時は迷わずブレードジグを試してみてください。オカッパリで狙うなら、根掛かりさせないように、障害物付近のそれなりのコースをトレースしてください。ビックリするような大型がすっ飛んでバイトしてきます。みなさんも秋の荒食いバスをぜひブレードジグSPEC2で狙ってみてください!



ハイピッチャー&ドライブビーバー3.5”を駆使し弁天マリーナ見事優勝!!!

9/23いつもお世話になっている霞ケ浦のマリーナ弁天さんの大会で優勝しました。

駐艇場弁天HP

弁天トーナメントは年4回行われ、年間優勝するとなんと駐艇代1年間無料!

WBSやJBのトッププロや霞ケ浦に通い続けるスーパーロコも多く参加するため、毎回ハイレベルな試合展開になります。

前半戦参加できなかったので年間はもう無理、今回は優勝のみを狙ってパターンを組みました。

狙った場所は秋に大型のバスが集まる流入河川の河口付近。

その周辺のシャローカバー、杭、橋脚などの縦のストラクチャーを天候や風で狙うスポット変えながら丁寧に狙う作戦。

まずはプラで大型を確認していたシャローカバーをドライブビーバー3.5"の7gテキサスで狙います。流し始めてすぐにパートナーの黒沢さんにヒット!

カバーから出した瞬間 ポキ!なんとフックが折れバラシ。

かなりデカそうだっただけにショック!

その直後、ビーバーにバイト!カバーの奥から引き出しランディング ナイスキーパー!

その後はバイトが遠ざかり、移動を考えだした頃、風が吹き始め水面がざわつき始め、風が吹いたら? もちろんハイピッチャー!

ボディーウォーター付近にある杭に擦るようにハイピッチャーを泳がせます。

するとひったくるようなバイト!上がってきたのは荒食いのマッチョな秋バス。



あと1本釣れたら入賞間違いなし、しばらくこの場所で粘ります。

しばらくハイピッチャーで流しましたが、風が止んだせいか無反応。

するとバックシートの黒沢さんのフォローのネコリグに待望のバイト!

しかもデカイ!!今回は慎重にやりとりし無事にランディング朝一のミスを帳消しにする1350gのキッカーフィッシュ!これでリミット3本達成!



この時点で3㎏は越えて、もしかしたら勝てる?  いやいや油断は禁物

この時期ならば4kg越えの選手もいるかもしれない。

残り1時間半、さらなるウエイトアップを狙い本湖浚渫エリアに移動を決断

少し深場をブリッツEX-DRのクランキングで攻めまくります。

すると終了15分前、ガツン!とひったくるようなバイト!

強烈な引き!ラインも鳴きます!そしてクルクル回ります??

やっぱり・・最後は霞ケ浦名物キャットフィッシュを釣って終了 チーン(笑)試合後検量してみると3205g。結果は2位に600g以上の差を付けての圧勝となりました。





この日はNBC、他のマリーナの大会とかぶり、さらには毎週のように行われているトーナメントプレッシャーにより、キーパーサイズを1匹釣るのも苦労する状況の中でもビックバスに口を使わすことができたのも、ドライブビーバーの生き物よりも本物みたいなバサロアクション。

そして誰もが認める霞水系最強スピナーベイト ハイピッチャーのおかげだと思います。

今年も残すところあと数試合、皆様に良い報告をできるよう精一杯頑張ります!

ラウダーを使った霞水系トップゲーム!!!

夏の霞水系やっぱりトップが楽しい!

僕のホームグラウンド霞水系でもトップウォーターで楽しめます。
ルアーは、バズベイト、フロッグ、ポッパーと人にとって好みが分かれるところですが僕はなんといってもポッパー派!





好きな理由は、ポップ音と首振りアクションで誘い、ここぞというタイミングでステイさせて食わせる。そんなバスとの駆け引きがたまらなく好きです。

今年は異常気象、例年にない猛暑により、最高水温が35℃!長いこと霞ケ浦で釣りをしていますが、こんなの初めてです。

こんな状況で霞水系バスはどうなるかというと、水面直下にサスペンドしてしまいます。

食べるエサは、表層付近を群れで泳ぐボラの幼魚(イナッコ)やトンボなど水に落ちる昆虫を捕食しております。こんなの時はトップウォーターの出番です。

バスは表層付近にいるので、ローライトやまずめ時だけでなく一日中トップに出る可能性があります。



最近僕が最近ハマっているポッパーはラウダー60と50。とくに新発売のラウダー50は、小柄で、ハイプレッシャーの霞水系には最適、小さいのに大きなポップ音を発生し、左右に首を振るアクションも出しやすく、大きさも昆虫を意識した虫パターンにはピッタリのサイズです。小さくても良く飛ぶので、僕はベイトフィネスタックルを使います。

狙うスポットは?
水色と水通しが良いエリアの葦やブッシュや岩のシェードにラウダーをキャスト。

着水後3秒待ち、ゴボッ!ゴボッ!とポップ音を出し3秒ステイ。
ほとんどが着水直後か1回目のステイの時にバイトが出ます。
これを2~3回やったらピックアップし、次のポイントへキャストします。
ラウダーの優秀な所は、独特なカップ形状によって、誰にも簡単に出せる強烈なポップ音。

マッディーな霞水系にはこのポップ音が欠かせません。

そして、垂直に近い浮き姿勢。これによって、バスが吸い込みやすく、トップウォータープラグにありがちな、ビックリ早合わせによる、フッキングミスが大幅に減少します。



吸い込みの良さの証明として、霞水系では絶滅危惧種?となった口の小さいブルーギルもバッチリとフッキングに成功(笑)

8月の後半、マックス水温から、少し下がると、突然バスのスイッチが入り、爆釣するタイミングがあります。

みなさんもぜひ、楽しいトップで感動の1本に出会ってみてはいかがいたしましょうか。

新製品、琵琶湖ルアーテスト

O.S.P開発担当の橋本さんが琵琶湖で新作ルアーのテストを行うとのことで今回、ボクもちゃっかり同行させてもらいました。

O.S.Pプロスタッフで琵琶湖人気ガイドの森田さんのボートに2日間も乗れる。しかもビッグバスが狙える3月!!



「今回は遊びではなく仕事ですからね!」と橋本さんから、念を押されながらも心の中はウキウキ遠足気分(笑)

初日のテストは森田さん監修のスイムジグ。まずはライバル他社製品を使いテストします。最初に渡された某社のジグは投げるたびにウィードが絡まって、半分くらいのキャストが無駄になり、かなりイライラしました次に投げたのは、先ほどのジグよりは少しマシですが、やはりウィードの山に当たるとスタックしてウィードに絡まってしまいます。



そして最後はO.S.Pのプロトジグ。試しにゆっくり巻き、わざとウィードにコンタクト。枯れた柔らかいウィードも絡みづらく、全然ストレスなく巻き続けることができました。橋本さんから、飛距離やキャスト時の姿勢、スイム姿勢にレンジキープ力、トレーラーワームのズレ、ガードの量、フッキング、さらには糸ヨレもないか? などの細かいチェックポイントを指示。テストの結果、キャスト性能も抜群! 何回キャストしても糸ヨレもありません。

まだまだ発売は先なので細かい部分は非公開ですが、森田さんも仕上がりには満足していたようです。そしてテスト中なのに50cmアップがバンバン釣れちゃいます!



すでに1年以上前からテストを行っているらしく、「これでもう市販でいいのでは?」という問いに、もう少し微調整し市販にいたる、とのこと。この一切妥協しない姿勢に感動しました。結局、初日は丸一日スイムジグをキャストし、泳がせ方にも慣れてきた私にも超デカイバスがヒット! 貴重な50cmアップを慎重にやりとりし、ファイトを堪能していたら、ランディング寸前で痛恨のバラシ!

森田さんから「やりとりに時間かけ過ぎ!」とお叱りを受け、その貴重なチャンスを逃した初日は私だけゼロで終了しました。ウウ……まぁ、今回はルアーテストなのだから! と自分に言い聞かせ、迎えた2日目(笑)



今日は他のプロトルアーもテスト。私が霞水系で今一番欲しかったルアー、ミドルレンジ用のクランクベイトの試作品4種類をテストしました。カスミ水系のハードボトムだけでなく、ウィードでのテストをしたかったようです。どれも見た目は同じような4種類のプロトルアーですが、投げてみると不思議とどれもまるっきり性質が違うのに驚きました。



どれも釣れそうでしたが、自分の感想を伝え、一番気に入った物を選びました。橋本さんいわく、リップの角度や幅がミリ単位の差で大きく泳ぎに変化を及ぼすとのこと。完成まではこれから何度も試作を作り、テストを繰り返すそうで、発売に至るまではまだまだ長い時間がかかりそうとのことでした。決して妥協せず、完璧な製品しか発売しない精神に感銘を受けましたこれぞまさに「10years standard」ですね。

ところで肝心の納谷さんは、琵琶湖バス釣れたの??

2日目のラスト1時間を切ったところまでノーフィッシュ。この日は巻きの反応が悪いと判断し、唯一持っていった琵琶湖らしいビッグワーム、ドライブクローラー9インチのネコリグをキャスト。



じっくりとウィードを攻め、最後の最後になんとか無事に、50cmアップとはいきませんがプリプリのナイスバスをキャッチすることができ、ギリギリセーフ!(笑)

今回、お世話になった森田さんのガイドでは、巻き物メインでビッグバスが狙えます。琵琶湖の豪快なストロングなパターンを楽しみたい方にオススメですよ! とっても人気のあるガイドさんなので、ベストシーズン前にぜひ、早めのご予約を!

あなたはワカサギ?それともシラウオ?

この題名ちょっと見間違えると若ハゲ? それとも白髪? みたいな。最近、頭髪が気になる私としては少しドキッとする言葉ですが…(笑)

いよいよ3月ですね! 先日、春一番も吹き、いっきに春めいた陽気になりました。

そんな中、私も先日ようやく初釣りで霞ヶ浦に行きました。今年は大雪や寒波などでスタートがかなり出遅れてしまいましたが……

この日の水温は7℃前後。まだバスを釣るには厳しいと思ったので、朝からオフシーズン恒例の地形把握のため、魚探かけをやりました(←実はこの地道な作業、とても苦手です)。

しかし、この日はポカポカ陽気。水面にはザワザワと何やら小魚の群れ。もう我慢の限界!午後からは必死に初バスゲットを狙います。するとすぐに狙い的中! ルドラでドカーンとナイスサイズ!!

その後、移動し、シラウオが確認できた場所ではHPシャッドテール3.1のネコリグをスイミングさせ、丸々太ったグッドサイズをキャッチ! そのあとにもバイトがありましたが残念ながらバラシ… しかしながら午後の3時間ちょっとでなんと3バイトも!! これ、もしかして春爆!?

早春のカスミ水系での代表的なメインベイトは「ワカサギ」と「シラウオ」です。

最近、大流行のルドラパターンですが、この水系のワカサギはサイズが大きめで、ちょうどこの時期にはルドラと同じぐらいの大きさに成長します。越冬を終えたばかりのバスは食欲旺盛でまだスレていないので、シルエットの大きなモノに反応します。さらにルドラのフラットサイドボディが強いフラッシングを起こし、ルドラパターンが炸裂するのです。シラウオは、半透明で細身な体をクネクネと動かし泳ぎ、体長は10cmぐらいで遊泳能力が弱く、風に流され接岸してしまっているのをよく見かけます。

持論ですが、シラウオを食べている中型の魚(ニゴイ、ウグイ、ナマズの子供など)をデカいバスが狙うため、ルドラなどの大型ミノーが炸裂すると考えています。もちろんシラウオそのものを捕食するバスも多くいます。捕まえやすく、やわらかく美味しいシラウオはきっとバスも大好物。踊り食いなんて最高ですよね!

シラウオパターンとなるとクネクネ泳ぐシラウオを演出するのには、ハードルアーでは無理。ソフトルアーにはかないません。そんなとき、私はHPシャッドテール3.1インチを使います。3.1インチというサイズはシラウオにピッタリで、強すぎないテールの波動がバスを惹きつけます。そして今年新発売の「しらうお」カラー。まさにドンピシャ! ですよね。この絶妙な半透明かつ白は、まさに本物そっくり! 期待度大、ですね。

この春爆の釣り、もちろんショアからでも大丈夫です。今回釣れた場所も岸際の石積みの水深1m以内のドシャローでしたよ!

このパターンは4月中旬まで楽しめます。ルドラでダイナミックに攻め、HPシャッドテールでじっくりと。ぜひ、お試しください!

秋のトーナメントに勝つためのルアーそれは「ブレードジグ!」

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最近、一気に寒くなりましたね。水中では少し遅れて季節が進行するので、湖の中はこれからが秋本番。

秋はバスが厳しい冬に備え、たくさんのエサを食べる時期。そうです、ハードルアーの楽しい時期が到来です!

そんな中、僕は最近、霞ケ浦でO.S.Pブレードジグを使いビッグバスを連発させております。

先日行われたNBC霞ヶ浦チャプター最終戦でのプラクティスでも、ブレードジグが炸裂しました。釣れる魚はすべてキロアップ! 3匹揃ったら5kg超えなんていうのも夢ではない!

そして迎えた試合当日。ウキウキしながらポイントに行くと、行くところ行くところ先行者だらけ…

どうやら他のローカル大会が多数、行われていたそうで、その日湖上には100艇以上のボートが……!!

そんな状況で他の選手も苦戦していたようで、試合参加34名中、21名の選手がノーフィッシュ。リミットの3匹を釣った選手はゼロと、めちゃめちゃ厳しい試合でした。

そんなボートだらけで先行者の後を釣っていくような状況でも、O.S.Pブレードジグなら絶対に釣れると信じてキャストし続け、ついにビッグバスに口を使わせることに成功!

この1匹ではありましたが、4位に入賞することができました。

実はもう1匹、大きいバスを掛けていたのですが、残念ながら手前でバラシ(涙)

それがいたら… って、タラレバですね(笑)

さて、なぜO.S.Pブレードジグが釣れるのか?

特殊な形のブレードが生み出すトリッキーなバイブレーションによる生々しい泳ぎと、警戒心を軽減してくれる透明なブレード、さらにトレーラーのドライブスティックのフラットボディによるフラッシング効果で、スレきったビッグバスもたまらずバイトしてきます。

昨年も同時期にO.S.Pブレードジグで準優勝しており、僕が秋のトーナメントで勝つためには絶対に欠かせないルアー、それがO.S.Pブレードジグなのです!

ショアから狙う方にもぜひ、オススメしたいルアーです。

この時期に狙う場所は、ズバリ流入河川の河口付近の杭や岩などのストラクチャー。

それらの近くにO.S.Pブレードジグを泳がせてみてください

「ブルブルブル、ズドン!!」と、エキサイティングな釣りが楽しめるはずです。

トレーラーにドライブスティックを使うとウエイトが増し、キャストも決まります。

ぜひ、この時期ならではの荒食いのビッグバスを狙いに出かけてみてください

【参考タックルデータ】
ブレードジグ3/8オンス(ECOモデル)ブラック/ブルー/パープル
トレーラー:ドライブスティック4.5インチ(ECOモデル)ダークシナモン/ブルー&ペッパー
ライン:サンライン・FCスナイパー14lb
リール:スティーズSV6.3
ロッド:グラス6.6ft

最後に、この度NEWレンジャーボートに超カッコいい! O.S.Pラッピングを施してもらいました。もしこのレンジャーを釣り場で見かけたら、気軽に声をかけてくださいね!

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